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2010年9月30日 (木)

「撤退の本質」 森田松五郎、杉之尾宣生

失敗の本質、戦略の本質と読んでいた。別にシリーズでは無いが、解説が野中郁次郎なので意識している感じである。

軍事と企業を対比させて分かり易いと思った。

①大東亜戦争開戦前夜ーダイエー(事前に的確な見通しが必要)

②日露戦争の戦争終末指導ー松下電器(無理な論理は駄目)

③信長の金が崎撤退ー日産自動車(決断は迅速に)

④南京でのビスマルク的転換ーIHI(事実を見る目)

⑤電撃戦ーノキア(先見の明)

⑥キスカ撤収作戦ーブラザー工業(タイミングが大切)

⑦旅順攻略ーニチロ(臨機応変に)

⑧帝国陸軍ーカネボウ(隠された事実)

著者自身が、後からだったらなんとでも言えると記述している。

対比を見ただけで成功か失敗か分かる。成功には成功の、失敗には失敗の理由がある!

もっと色々あると思うが、選ぶのも一苦労だなと思う。

20100930_book

「勝者敗因を秘め、敗者勝因を蔵す」

この言葉がよく出て来る!意味を調べてみた。

過去の成功体験は、必ずしも今日の勝利に結びつかない、それどころか、かえって弊害となる場合が多い。逆に、過去の失敗体験から、学ぶべきことが多い、ということです。

ホンダの三現主義

「現場・現物・現実」

分かりやすいですネ!

子供のころから兵庫県で育ったので、スーパーといえばダイエーであった。

特にダイエーの栄枯盛衰は辛い物がある!

ノキア・ブラザー工業・ニチロについては撤退と言うか転進の話だが、良い話である。

又南京の話はうなずける。何故そこで引けなかったのか?

失敗・戦略・撤退と読んだ何か得るものがあったと思う。

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