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2011年6月24日 (金)

ドラマ・坂の上の雲⑫ (指揮官とは④ 昭和の参謀)

かって保阪正康の本を読んだ。もう何年にもなる。
瀬島龍三 : 参謀の昭和史だ!
瀬島龍三については、世間の評価は高かったと思う。
この後に、共同通信社社会部 「沈黙のファイル―『瀬島 龍三』とは何だったのか 」 も読んだ。
ちょっとどころか大分ビックリした! 不毛地帯の主人公であると思っていた。
作者は複数の人間の人格を合成したらしいが、本人は自分の事と思わせるようにしたようだ!
もっと面白かったのは、他人の証言を間違っていると自分で訂正した様だ。
大本営情報参謀堀栄三が自分の死後、自分の証言と違う事を瀬島龍三が言ったら反論して欲しいと、半藤一利と保阪正康に頼んでいたらしい。
他人の証言を間違っていると、かってに訂正したのを渡したりもしたようだ。
下記の批判的な話がある。

20110624_book1

半藤一利 - 太平洋戦争中に瀬島龍三が行った行為について、一貫して否定的な評価をしている。

保阪正康 - 台湾沖航空戦の戦果が極めて疑わしいという大本営情報参謀堀栄三陸軍中佐の報告を大本営参謀として握りつぶした可能性が極めて高い事を指摘。また関東軍がソ連によるシベリア抑留を了承していたかどうかなど、瀬島でないと答えられない疑問について何度聞いてもほとんど答えず史実に対して不誠実であったこと、しばしば自らを大物に見せるトリックを使い、たとえば山崎豊子の小説『不毛地帯』の主人公は実際には複数の人間を総合して造形したものであるのに、瀬島だけがモデルであるとのイメージを世間に定着させたことを指摘している。

田中清玄 - 昭和天皇は「先の大戦において私の命令だというので、戦線の第一線に立って戦った将兵たちを咎めるわけにはいかない。しかし許しがたいのは、この戦争を計画し、開戦を促し、全部に亘ってそれを行い、なおかつ敗戦の後も引き続き日本の国家権力の有力な立場にあって、指導的役割を果たし戦争責任の回避を行っている者である。瀬島のような者がそれだ」と昭和天皇から直接聞いたと記している。

ただ孫の結婚の媒酌人が瀬島龍三で、天皇が礼を言った話もある。

ソ連のスパイ説・シベリア抑留人をソ連に売り渡した本人!
実際どうだったんだろう!司馬遼太郎が上層部を信じれなく不信感を持っていたのは分かる。
それが乃木希典に集中しているような気がしないでもない。

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