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2012年1月 2日 (月)

映画 「山本五十六」③・黒島亀人

山本五十六が偏愛したとも言う。伝統的発想の持ち主でなく、新しいアイデアを創造できる事を評価されたようだ。「変人参謀」、「仙人参謀」、「ガンジー」と呼ばれた。禿頭で年より老けて見える。
映画「トラ!トラ!トラ!」では本当に変人と思った。
が才能はあったのだろう。

山本長官の下で参謀長は次々交代したが、黒島だけは唯一不動で山本に寵愛された。
亀島のみが意外な発想をしてくれると!

日米開戦必至のおり、山本の頭に開戦劈頭のハワイ攻撃という奇想が宿る。
大西瀧治郎と源田実は真珠湾攻撃の航空作戦草案を作成。
源田実の案は大西瀧冶郎が手を加える。

山本五十六は自らの幕僚たちにさらに検討させている。
黒島は旗艦「長門」の私室にこもり心血を注いで全体成案を練ったそうだ。
部屋に香を焚いていたようだ!

ハワイ奇襲攻撃は、軍令部と実戦部隊である連合艦隊が対立する。
黒島は山本長官の辞職を持ち出し軍令部の説得に成功した。
ミッドウェー以降も黒島は同じ失敗を繰り返したものの、山本五十六は黒島をかばい寵愛を続けた。だが、宇垣纏連合艦隊参謀長が山本の信頼を得るようになっていった。

1943年4月、山本五十六の乗機が撃墜された。黒島はたまたま腹を下して乗り合わせなかったとされるが、宇垣纏は同行している。末期の山本は恣意的に黒島を排除していたようだ。戦死の直前、山本は小沢治三郎に黒島に変わる人材の推挙を依頼したが、実現せずに終わった。

この時に小沢治三郎が推薦した参謀も、正当派では無かったようだ。まともな作戦では勝てないと言う事なんだろう!
正をもってしてして戦えないのなら、奇をもって戦う。行きつく先は特攻兵器と言う事になるらしい。下記の兵器の提案を行ったようだ。

1. 飛行機増翼
2. 体当たり戦闘機
3. 小型潜水艇(水中での戦闘機)
4. 局地防備用可潜艇
5. 装甲爆破艇(
震洋
6. 自走爆雷艇
7. 1名速力50節航続4万米の大威力魚雷(
回天

晩年は自分だけの世界に閉じこもり、「南の空に飛行機が飛んでいく」 山本五十六の後を追いかけていたのだろうか?人生の中で一瞬でも輝いた時期があったのは幸福であったと思うが・・・・・・

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