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2012年3月29日 (木)

本・山本七平の武田信玄論―乱世の帝王学 (角川oneテーマ21)・山本 七平

信玄は勇猛な戦国武将であるのみならず、仏道諸学派から漢詩、和歌、書に通じた教養人であり、その該博な知識を基に展開する組織論、卓越した領国経営術や人材登用術が脈々と生き続けている現代を検証。

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甲斐・信濃は遅れている国なのか?
貧しい山間の地と言うイメージだが・・・・・・・・
盆地と言うのは生産性が高いとある。
日照さえあれば夏の気温は高く、昼夜の温度格差が大きく穀物はよく実る。
付加価値の高い特産品も多い。
甲斐・信濃は山間の不便なところと思っていた。
がそうでは無さそう!

武田信玄は源氏の末裔であり、誇り高い!
徳川家康は新田義貞の末と言うのはでたらめのようだ!
応仁の乱以降の家系はでっち上げが多いと言う!
その中で武田信玄は系図がはっきりしているようだ!
それゆえ信長の様な奇抜な事は出来ないのか!

武田信玄が非常によく分かる。
父との対立。
文化人でもある。
人身掌握術については記述した。

ここで無敵騎馬軍団の実像を推測している。
著者自身戦争中は、大砲を馬にひかせる部隊にいた。
したがって馬の事はよく知っている。
したがって、鎧甲をつけての重量では長時間疾走出来ない。
目的地に着いて、休んでからの短時間の突撃だっと推測している。
では馬は何に使った。
輸送に使ったとある。
甲斐は馬の名産地でもある。軍馬の供給力と管理技術は抜群だったようだ。
馬も食料がいる。モンゴルの草原ならば草が食料になるが、日本ではそうはいかない。
高カロリーの馬糧が必要になる。
日本で騎馬軍団が育たなかったのは、そう言う事も原因のようだ。

ここで長篠の三千丁の鉄砲が出てくる。
この話は別の物語だ!
情報収集を重視した。
商人・工夫・僧侶等も情報収集に使ったようだ。
それの忍び?が加わる。
そうやって信長の情報も集めたんだろう。
信玄の評価が出ている。
戦国大名としては超一流!
が天下人としてはどうなのか?
その社会的基盤が問題だそうだ!
信玄より進んでいる信長を相手にしなければならなかったのが不幸なのか?
尾張・近江・大阪の経済先進国と甲斐・信濃の経済力の差!
独立性の高い小領主の集まりの甲斐・信濃。
兵農分離が出来た信長。
信玄も最後まで信長と戦っていれば不幸だっただろう!
三方が原で勝ち。信玄恐るべき!の印象を残して亡くなったのは幸せだったかもしれない・・・・・・

後継者の問題。
勝頼は気の毒だ!
偉大な父と比べられれば、どう見ても見劣りがする。
勝頼自身も問題も多かったと思うが、家臣も問題が多い!
跡部大助・長坂長閑のせいにしすぎではないか?
二人とも勝頼に殉じている。裏切った穴山梅雪なんかよりはるかにましではないか?
負けたら好きな事を書かれるんだろう!
ちょっと可哀想!

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