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2012年4月28日 (土)

ベルリン・コンスピラシー・マイケル バー=ゾウハー

ホテルで目覚めたアメリカの実業家ルドルフ・ブレイヴァマンは、不可解な思いにとらわれた。
昨日はロンドンのホテルで寝たはずだが、ベルリンにいるのだ。
間もなく彼は、62年前に仲間とともに五人の元SS将校を殺した罪で逮捕され、彼の息子ギデオンが一連の奇怪な事件の調査を開始する。
父親の親友などの協力を得て、やがて暴き出す驚くべき国際的陰謀とは?
巨匠が実力を遺憾なく発揮した待望の新作エスピオナージュ。

20120427_book2

久しぶりにマイケル バー=ゾウハーを読んだ。
著者の本はほとんど読んでいる!芸が細かい?
期待通り面白かった。
一気に読めた!
謀略小説の分類に入る。ひっかけと言うべきか?
著者お得意のナチ物と謀略作戦の組み合わせだ。
過去と現代を結ぶ!
1人の老人が罠にかかる。ロンドンで寝たはずが、ベルリンで目覚める。
そこで逮捕される。その辺は無理があると思うが・・・・・
ドイツ・アメリカ・イギリスの諜報組織が絡む!
次第に矛盾点が明らかになる。
ドイツの女性検事の生い立ちと、老人の62年前の過去が結びつく。
複雑に絡み合うのが面白い!
ドイツの首相の選挙が迫る。ドイツの力を誇示したがる?
アメリカのイラン攻撃に反対する。
反対させないためには、首相を変えるのが手っ取り早い!
その為に壮大な計画が練られる。
アメリカは、こう言う事になれば狡猾さを発揮するイギリスに協力を求める。
それにより大がかりな作戦になる。
作戦名がちょっとふざけ過ぎていると思うが・・・・・
作戦は失敗に終わるが、オチは最後のドイツの首相の変心!
作戦なんて上手くいかない方が多い。
その時、臨機応変に対応できるか?
『代替計画作成』
これが生きたような結末だった。
が、それにドイツ首相がのったような感じがしないでも無い!
それ程のアクションも無く、平坦な謀略小説だが、面白かった!
著者も70歳を超えている。次回作に期待したい。
まだまだ元気で書いて欲しい!

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