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2012年6月 1日 (金)

錯覚の科学①注意の錯覚・クリストファー・チャブリス,ダニエル・シモンズ

サブリミナル効果などというものは存在しない。
いくらモーツァルトを聴いても、あなたの頭は良くならない。
レイプ被害者は、なぜ別人を監獄送りにしたのか?
脳トレを続けても、ボケは防止できない。
「えひめ丸」を沈没させた潜水艦の艦長は、目では船が見えていたのに、脳が船を見ていなかった。
徹底的な追試実験が、脳科学の通説を覆す。

20120531_book2


まことに申し訳ないが、ブックオフで見つけた本だ。
それも半額セールで買った本だ。内容にひかれたところはある。
メチャメチャ面白かった。

思いこみと錯覚の世界
①えひめ丸はなぜ沈没したのか?         注意の錯覚
②捏造された 「ヒラリーの戦場体験」       記憶の錯覚
③冤罪証言はこうして作られた          自信の錯覚
④リーマンショックを招いた投資家の誤算   知識の誤算
⑤俗説・デマゴーグ・そして陰謀論       原因の錯覚
⑥自己啓発・サブリミナル効果のウソ     可能性の錯覚

それぞれが面白いと言ったら語弊があるか?
実例をあげて記述している。著者言うようにこの錯覚を利用しているヤツは絶対にいると思う。

①えひめ丸はなぜ沈没したのか?  注意の錯覚
実験例が紹介される。
バスケットボールのビデオを見る。パスの数を数える実験をする。
集中しても間違うと思う。
この実験に赤い服をゴリラを出演させたようだ。
だが気付かない人間の方が多い!見ているのに認識していない。

最初に犯人逮捕の実話がある。
逃走中の犯人を追いかけている警官がフェンスのところで暴行を受ける。
これも信じがたい話だが・・・・
暴行を受けている警官の横を別の警官が追いかける。そして犯人を逮捕する。
フェンスをよじ登ったなのだから、暴行を場面を見ているはず!
見ながらほっておいたのか?
結局暴行の犯人は分からずじまいだったようだ。
がこの逃走中の犯人を逮捕した警官は起訴された。
暴行を見ているのに見ていないと、偽証罪・法廷侮辱罪でだ。
要は警察仲間をかばったと思われたようだ。
おかしい話だ!

ここでゴリラの話に戻る。
警官は本当に見たと感じていなかったのでは無いか!
何かに集中していれば見落とす?見ていても見たと感じていないのではないだろうか?
結局無罪になったようだが割りきれないだろう!
多くの例がある。
えひめ丸との衝突事故も、見えているのに見ていない。
バイクの運転手は目立つ服装をした方がよい。がそうでもなさそう!
飛行機の着陸ミス!
運転中の携帯電話をワイヤレスヘッドフォンに変えれば、両手を使えて安心である。
そんな事は無いようだ!注意力はやはり落ちるようだ!

巨匠と言われる人が路上で演奏する。
やはり気付かない。ごく一部の人を除いて・・・・・・
最初は何故巨匠がこんなところでと言う事で、大騒ぎになると予想したようだ!
だが一般人は見えていない!

注意力の限界は自覚できない。
「想定外」に弱い人間。


ゴリラがバスケットの試合に出て来るのは予想外だ!
予想外の物を見落としてもたいてい大事には至らない!

このゴリラの実験の結果が応用されているようだ!
正しい場合もあるが、これを利用している人も多いとは思ってしまう。
別の章にあったが、ビデオだから気がつかない。
試合場で見れば別の結果があるのではないか?
そうでもなさそう!

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