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2012年7月28日 (土)

「本能寺の変」はなぜ起こったか―信長暗殺の真実・津本 陽 

明智光秀には黒幕がいた!?ついに論争に終止符をうつ。 

20120729_book1


著者の本はあまり読まない。最初に読んだのが 「武門の階」 これは面白かった。
がその後はついて行けない。
よく言われるが、司馬遼太郎が書かなくなったので読まれるようになったと言う。
最初に自慢話?がある。 「下天は夢か」 が大ヒットした事を言い、本能寺の変の注目度が高いのも著者の本存在を抜きにしてあり得ないと記述している。
チョッとどころか大分白けた!
内容はよくまとまっていると思う。

①信長を囲む軍事情勢・政治情勢
②織田信長という個性
③秀吉の勃興と光秀
④敵は本能寺にあり
⑤黒幕は果たしていたか
⑥本能寺の変の真実

信長と対立した勢力を分析している。
高野聖の処刑から、高野山焼き打ちの前夜?の状況がある。
実際に本能寺の変が無ければ、高野山も比叡山と同じ運命だったと言う。
ルイスフロイス言う、「彼は戦運が己に背むいても心気広カツ門の中に活、忍耐強かった。善き理性と明晰な判断力を有し・・・・・」
が変の前はどうだったのだろうか?
相次ぐ重臣の追放・反逆。
いずれは変は起こるべきして起こったのでないかとも思う!
光秀の存在価値が低下していたと言う。
ライバル秀吉の勃興! 黒幕説が並べられている。
四国攻めの指揮官の問題。外されたのは大きな理由とは思う。
問題の二人、細川藤孝・筒井順慶!
著者の言う通り二股をかけていたような感じだ。
推理と言っても納得出来る!
分析は分かり易いと思う。
黒幕説というか、この研究では大御所高柳博士、桑田博士を除けば学者と言うべき人はあまりいない。
在野の歴史研究家・ライター・推理小説作家が多い。
これらの労作は、歴史研究書としては、評価の対象にならないようだ。
著者は黒幕説は、明確に否定している。良く分かる。
最近の斎藤利三説も、疑問視、事実とは考えられないとしている!
結局光秀の精神状態がどうだったのか?
現実と妄想の狭間での出来事だったのか?
一気に読めた!

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