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2012年8月 2日 (木)

ドイツ参謀本部-その栄光と終焉②・渡部 昇一

ドイツの軍事力と言うものは世界一のイメージがあった。
作戦を立てる能力に何か特別なところがあるのかと思った。
今でも憧れがあると思う。
電撃戦!
もっともドイツの戦車に対する憧れがあった!
タイガー、パンサー。
今はT-34に対する思いが強い!
話はそれた。
制限戦争?
フリードリッヒ2世の頃の戦争は国民皆兵ではなかった。
傭兵と寄せ集めが主体だ。

兵には不満を与えてはいけない。空腹が最大の敵だ!
相手の息の根を止めるまで戦争をしない。
7年戦争!
プロシアVSロシア・フランス・オーストリア。
この勝者?プロシア!
年月を隔てナポレオン戦争へ繋がる。
プロシアはナポレオンとの戦いに完膚なまでに負ける。時代遅れになっている組織を立て直す。
シャルンホルスト・グナウゼナウ・クラウゼビッツ・・・・・・・・
シャルンホルスト・グナウゼナウは戦艦の名前になった。
ナポレオンと言うかフランスは国民皆兵でいくらでも戦力を補充できる。
この戦力を持ってナポレオンの天才が発揮されたようだ。
ナポレオンは元帥を抜擢した。実力主義だ。
勇者の中の勇者!ネイ元帥!
どちらかと言えば、サーベルをふるって突撃する将軍、というイメージだ。
その下に作戦の補佐官はいなかったようだ。あくまでナポレオンが中心だ。
プロシアの将軍、ブルュッヘル。有能な将軍だがシャルンホルスト・グナウゼナウの参謀が付いた。
巨大な戦場、軍隊ではナポレオン一人ではどうにもならなくなってきていた。
フランスはスタッフがいなかった。ナポレオンの天才、リーダーシップによる強さだったようだ!
シャルンホルストがプロシアの軍政を改革する。
新しい事態には新しい教育で対応しなければならない。
哲学こそが、勝敗を決める。
二つの戦争理論。ナポレオン戦争に従事した二人!
ジェミニ「戦争術概要」
クラウゼビッツ「戦争論」

哲学があるプロシアと、哲学なきフランス・オーストリアとの戦い。

モルトケの時代。
参謀本部の無名性!目立たない!
優れたリーダーの基での参謀本部。
政治家、ビスマルクと軍人モルトケ!
理想的な組み合わせか?
このコンビで、デンマーク・オーストリア・フランス戦争に勝つ!
ドイツ統一のための戦争であったようだ!利害が一致した。
プロシアと言うかドイツは国境に天然の要害が無い。
多面作戦は出来ない事が前提になる。
このコンビは、多面作戦をしなかった!
ここで面白い仮定があった。
オーストリア戦争ではウイーン入場をしなかった。
軍部はしたがった、政治的判断でビスマルクはさせなかった。
将来のフランスとの戦争でオーストリアの中立を確保するためにだ。
これはビスマルクの主張が通った。
がフランスとの戦争の勝利では、同じくパリ入場をビスマルクはやめたかったが、今度は軍部が納まらない!
結果入場してフランスに恨みを残したようだ!
入場していなければそんなに恨みを買う事も無かったようだ!
リーダーとスタッフが上手くいった例だ!

しかしこれで参謀本部の無名性が無くなり、目立つ存在になった!
シュリーヘン計画。
シュリーヘンも多面作戦は出来ない事を前提とした。
そしてそれを避ける、ビスマルクのようなリーダーはいない事も前提とした。
要は政治をあてにしなかったようだ!
そのために、ロシア・フランスのどちらかを先に叩く必要があった。
結果、先にフランスを叩く。そのためにベルギーの中立を犯さなければならない。
この計画が、参謀本部が有名になり過ぎて漏れていたようだ。
ベルギーも国境に要塞を造る。
シュリーヘンは亡くなっていていたので、中途半端に実行されたようだ。
ちゃんとしていれば成功したとも言われている。
弱いリーダーと強いスタッフ!

第2次世界大戦。
強いリーダーと弱いスタッフ!
ヒトラーと参謀本部との対立。
チェコ問題まではヒトラーのハッタリが効いた。
マンシュタイン計画!
アルデンヌの森を戦車で突破する。
マジノ線は無視!
この辺りまでは上手く行った。
対英戦、アシカ作戦の延期。対ソビエト戦、バルバロッサ作戦。
対ソ戦も途中から投げやりになり真剣に指導していなかったとも言われる。
「リーダーとスタッフ」 のバランスが目覚ましい効果を上げる。
スタッフの養成方法をドイツ参謀本部は完成したが、リーダーは偶然の発生を待つだけだった。
スタッフとリーダーの養成方法は違うようだ!
改めて読んで面白かった!
又たまには読み返そう!

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