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2012年11月27日 (火)

不愉快な現実 中国の大国化、米国の戦略転換・孫崎 享

経済面では国際的影響力を徐々に低下させ、外交的には基地問題、領土問題などで袋小路に入り込む。
そうした状況に背を向けるかのように内向きな言説が幅を利かせているのがいまの日本。
その間にも我が国を取り巻く東アジアの状況は激変している。
しかも我々の望まない方向に。中国の大国化、それに対抗する米国の戦略転換、その中で生き残りを図る周辺各国。
日本の未来はこの「不愉快な現実」を直視することからしか開けない!世界のインテリジェンス、安全保障を知悉する著者渾身の一冊。

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中国の分析がある。これに関しては言われている通りと思う。
中国が崩壊する。と言う本は多い。
反中の人間が書いたのか?
著者は、嫌中国の著作をあげている。櫻井よしこの名前もある
著者の本は初めて読んだ。
非常に分かり易い!
が読んでいて感じたが、大中華圏に入る方が良いと言っているのではないか?

数字が並べられる。
対中貿易の金額。
ASEANに中国に対する態度のアンケート。
ASEANはキリスト教・イスラム教・仏教と異なる宗教の国の集合体と言う。
それでも中国重視になって行く。
アメリカは東アジアで重要視する国は日本では無い。
中国になる。
EUも中国を重要視している。
そう言う事が記述されている。
もっとも対米重視が、繁栄と停滞を招いたと記述している。
日本は中国と軍事的に争えない。
日米安保が頼りになる。
が本当に守ってくれるのか?
最近よく出て来るが、空母キラーと言われる対艦ミサイルを開発されている。
これにより日本まで空母は出て来れなくなったと言う!

アメリカの中国に対する考えが記述されている。
間違いなく米中で世界を二分するようになる。
その時のアメリカの選択は?
アメリカと組み中国に対抗する考えがある。
アメリカがとり得る4つの戦略の選択肢!
①伝統的な日米関係を重視
②米中二大大国が世界を調整する。
③部分的撤退を図り、同盟国に穴埋めさせる。
④関係国で国際的枠組みをつくる。
アメリカも色々な考えの人がいる。
どれをとっても日本に良い話とは思えないが・・・・・・・
ロムニーが大統領になればどうなるのか?

最近は反中、嫌中の立場の人が多い。
これに関しては著者は言及していなが、中国は南京大虐殺?の記念館を大きくしている。
徹底的にやっている!
日中関係をとても正常化しようとしているとは思えない。
著者は独仏の例を出している。
両大戦で戦いながら、今はだれも戦争するとは思わない。
この関係を著者は当てはめようとしている。
東アジア構想も著者は推進している。
が、中西輝政言うところの、漢字を使うだけで考えは共有できない意見の方が信憑性がある。

領土問題にも言及している。竹島・尖閣諸島!
これはお互いの言い分を、認識しなければならないと言う。
お互い自国の言い分ばかりを言っても仕方が無い。
多分国際法廷に行けば日本は勝つのだろう!
そうとしても今は住む事も出来ない島を争っても仕方が無い。
著者言うように、①現状維持 ②武力不行使。
今のままではお互い引けない!
読んでいて楽しい本では無い!
もっと政治家がしっかりしてもらわなければならない!
著者はどちらか言うと、前中国大使と同じような考えかと思った!

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