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2012年11月16日 (金)

本・失敗の本質 戦場のリーダーシップ篇③失敗の連鎖・野中 郁次郎

失敗の連鎖
「研究と観察、理論と経験は、相互にけっして排除し合ってはならない」
時の権力と権威を恐れず真実のみを語る事の重要性を強調した。
クラウゼビィッツ!
これを忠実に実行するのが、イスラエル国防軍戦史部と言う。
失敗すれば、責任者は直ちに更迭されるのがイスラエル。
日本のように組織防衛に走らない。
だからいまだに東京電力の不都合な真実が見えない。
昭和55年に海軍OBが、開戦に至る経緯を内密に振り返った。
これは重要な史料であるが、何故戦争中にやらなかったのか?
組織防衛に走っているのではないか?
帝国海軍の失敗を3つ分析する。
①戦争イコール武力戦という誤解
②シーレーン防衛の誤解
③科学技術に対する先見性の欠如

日本の戦略。
ヨーロッパでドイツが勝利するまで耐えるという、他力本願。終戦のビジョンも何もない。
言い方は悪いが、メンツで戦争を始めた感じがする。
戦略が無い!
戦争目的も分からない。

シーレーン確保。
ミニッツが言う。
「古今の戦争史において、主要な武器がその潜在能力を少しも把握理解されずに使用されたという稀有の例を求めるとすれば、それこそまさに第二次世界大戦における日本の潜水艦である」
日本人としてはつらい言葉だ!
日米両国とも、ドイツほどの潜水艦の性能もなく、運用もしていない。
がアメリカは使用方法を間違わなかったといわれる。
泣きたい!

科学技術に対する先見性の欠如。
八木アンテナがある。
これに注目したのはイギリス・オランダ・アメリカで、レーダーを開発した。
結局日本では注目もされなかった!
戦争準備段階で、八木博士ら科学動員協会が研究技術の供与を申し入れたが、指導者の程度が取り入れなかったようだ。
著者言う、政治・軍事指導者の科学技術に対する認識の差で敗北したとみなすべきである。
日本の敗因を、コプリンレポートは言う。
「日本の軍事指導者が疑いもなく独善的で自信過剰な態度をとり続けたことにある」

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失敗の本質 戦場のリーダーシップ篇③失敗の連鎖・野中郁次郎
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