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2013年1月 7日 (月)

本・日本型リーダーはなぜ失敗するのか③・参謀とは?・半藤 一利

参謀を分析している。
①権限発揮せず責任もとらない   富永恭次
②権限発揮せず責任だけとる    南雲忠一
③権限発揮して責任とらない     牟田口廉也

例としてかの高名な富永恭次、牟田口廉也が挙げられている。
何度読んでも救いようのない人達だった。
俺も後から行く、と言って特攻に送り出し逃げ出した富永恭次!
ゴマすりで勲章欲しさに作戦を立てて、失敗は部下の責任!
東条英機もこう言う牟田口廉也みたいな人間をとりたてる。メチャメチャ問題だらけと思う。

日本の参謀教育の歪さ!
戦闘に役たつ教育しかしていなと言う。
語学、歴史等はあまり学んでいない。当然相手の国の歴史も理解していない。
軍事オタク教育、軍事オタクが優等生になった。
谷光太郎がよく記述しているが、アメリカのシリビアンコントール。
軍事に偏りがちな軍人を、実業界で成功した幅広い見識で指導する。
第二次世界大戦のノックス海軍長官は新聞王と言う。
日本の民主党政権の防衛大臣。軍事に素人だからシリビアンコントールだと言った馬鹿!
官僚に責任を取らせると、なり手がいなくなる。
官僚が責任を取らないと言う事で出て来た言葉だ!
真剣にやっていないと言われても仕方が無い!
何故この話を出したか?
同じ事が記述されている。
陸海軍参謀にも責任が無かったようだ。
責任をとらされると、うろたえたり、いじけたりして、自由な発想が阻害される。
斬新な作戦構想を練る事が参謀の任務だと。
それゆえ、その作戦を採用した指揮官が全責任を負うシステムのほうが良い!
救いようのない話だと思う!
日本は抜擢人事なんか無い!あったのは明治維新までか?
アメリカの人事制度に負けたと言う。
真珠湾後ミニッツを抜擢し、はたまたガタルカナルでゴームレ―を降格させる。

日本の参謀のタイプがある
①書記官型         瀬島龍三
②分身型           秋山真之、黒島亀人、ウオルター・ベデル・スミス
③独立型           石原莞爾、八原博通
④準指揮官型       辻政信、神重徳
⑤長期構想型       永田鉄山
⑥政略担当型       石川信吾
そう言う名前が挙がっている。
もっとも 秋山真之、ウオルター・ベデル・スミス以外は良い例では無い。
自信過剰、傲慢とも言えるのではないかと思う?
反省のかけらも無さそう。
終戦日に、「この戦争を始めたのは俺だ!」 と言った石川信吾。
自分の体の玉傷を、自慢して相手を恫喝する辻政信。
保身に走る人達。
これで戦争したのかと思うと恐ろしい!
はっきり言って常識人では無い。異常な世界の人間だ!
「参謀教育とは、天才を作る事では無い。能率と常識とを発揮できる通常人間を育成することにある(ゼークト将軍)」
これと正反対な教育をしたのが、陸軍大学校と海軍大学校という!絶望的になる!
「渡部昇一、ドイツ参謀本部」 これはもっと専門家に読まれても良い本であると思う。
無理だろう!素人がと言う事になる!
ウオルター・ベデル・スミスはアイゼンハワーの副官を務め、ノルマンデイー上陸の
決定をアイゼンハワーに決断させるお膳たてをした。
作戦を決行か延期かを決めるのに、幕僚を二つに分けさせ、決定をアイゼンハワーにさせた。アイゼンハワーは決定を自ら下すのが好きだったようだ。
分身型とは言え、ちょっとやり過ぎ?

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半藤一利

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