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2013年6月22日 (土)

明智左馬助の恋・加藤 廣

後醍醐天皇から錦旗を賜った祖先を持つ三宅弥平次はその出自を隠すべく、明智家の養子となって左馬助を名乗り、信長方についた主君とともに参謀として頭角を現すようになる。
秀吉との出世争い、信長の横暴に耐える光秀を支える忠臣には、胸に秘めたある一途な決意があった。『信長の棺』 『秀吉の枷』 に続く本能寺三部作完結編。

20130622_book2
 

明智左馬介、弥平次光春から見た主君光秀の小説である。
主人公は良く書かれる。悪くは記述されない。
この小説も例外ではない。
が、昔から光春はさわやかなイメージがある。
光秀自身の出生についても色々説がある。
光春の祖先の話も出てくる。
そのあたりからおかしくなる。
普通は秀満の名前で知られている。
調べると、祖先は三宅説、明智説、遠山説とあるようだ。
又、坂本竜馬の祖先との説もある。
作者は三宅説で、弥平次光春説をとっている。
光秀に仕えて出世して、光秀と滅んだ。
ただ、最後は爽やかさが残る。
ここまで行く光春の苦悩、苦労がある。
光春が主人公なので、登場人物は良く書かれない。

織田信長
細川藤孝
羽柴秀吉
荒木村重
筒井順慶
斉藤利三
近衛前久
徳川家康
茶屋四郎次郎・・・・・・・・

これは三部作になり、最後の著作になる。信長、秀吉、左馬介となる。
信長の遺体はどうなったのか?
一つの謎には三方向から見るのが良い!
羅生門ではないが、見方により変わる!
これが主題なのか?本能寺に抜け穴はあったのか?
あったとある!

光秀のどうしょうもない気持ちが仕えた時からある。
宮仕えなんてそんなものと思うが・・・・・・・
秀吉との競争がある。
播州を攻める秀吉。どちらかと言えば平城である。攻め易い!
光秀は丹波の山城を攻める。時間がかかる。
秀吉に対する嫉妬もある!
そうして家康の接待役を外され、秀吉の援軍に行く命令を受ける。
そうして本能寺の変!
この本は陰謀説をとっている。
首謀者は?
近衛前久が光秀を騙し、茶屋が家康と裏で糸を引く!
光秀は正義と信じて信長を幽閉させようとする。
ここで最近よく首謀者で登場する斉藤利三が突出する。
信長を殺すように仕向ける。
そうして本能寺の後日談とも言うべき話になる。
初めてそう言う話を読んだ!

このての本には、忠誠を持ってくれる忍びの者が登場する。
戸部新十郎が得意と思っている。
鉢屋晴久が忍びだ!

光春は、光秀の娘を妻としている。
安土城から坂本城に撤退して、一族が自害する。
爽やかな最後と思う!
こう言う主君に仕えたいと思わせる内容である。

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