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2013年7月15日 (月)

本・ブラック・スワン降臨―9・11‐3・11インテリジェンス十年戦争 ・手嶋 龍一

ビンラディンの頭上を、突如急襲した黒い鷹。それは9・11以降十年に及ぶ謀報活動にアメリカが凱歌をあげた瞬間だった。だがまさにその時、フクシマの地は、ブラック・スワンの羽に覆われていた。原子炉にヘリで注水する果敢な 「特攻作戦」も、日本が現代インテリジェンス戦に敗北しつつある象徴だった。
日米同盟の亀裂と外交的孤立に二十年以上前から警鐘を鳴らして止まなかった著者の、書き下ろしノンフィクション大作。


20130715_book1


ブラック・スワン!漆黒の白鳥!
ありえない事態が現実となる事の隠喩と言う!
ニューヨーク、フクシナに降臨したと言う!
そう言う例えから始まる。
著者は最近よくテレビに出ている。
イラク戦争時、ニュースで良く見た顔だ!

9月11日、3月11日と印象的な日が掲示されている。
ビンラディンの暗殺。
それがドキュメント風に記述されている。
情報の確認、そして暗殺の決断。オバマ大統領!
パキスタン政府に内密で作戦にGOがでる。
内密にしなければ秘密は絶対に漏れる!
果たして本当に居るのか?
メチャメチャ興奮する!
アメリカ海軍特殊部隊、SEALs!
ステルス機能付き、1機60億円のブラックホーク2機!
作戦は成功するが、1機失う。完全に破壊しきれず、メンツを潰されたパキスタンは中国に引き渡す。
中国の高笑いが聞こえてくるようだ!
『アメリカなら巡航ミサイルで破壊できるのではないか?そこまで出来ないか!』

3・11のニューヨークテロ!
著者は豊富な人脈がある。
詳しくテロの経緯が記述される。
テロリストたちの軌跡!
イラク戦争から始まる?
ビンラディンのスーダン滞在?
アメリカはビンラディンを裁けない。
逮捕できたのにしなかった。
この担当者の話は面白い。
洋の東西を問わずに、実績、手柄、歴史に名前を残したい!
生々しい話が実名で記述されている。
イラクへの攻撃の正当性。
日本へ自ら売り込んでくる正体不明の輩がいる。
情報が伝わる過程で正確に伝わらなくなる。その例が記述されている。
日本はインテリジェンス小国である。
情報は入らないし、金にしようとする輩だ。
それを判断できない!

鳩山元総理の迷走が語られる。
日米同盟の危うさ!
同じことを何度も読んでいるのだが、選んだ国民にも責任がある!
今にして思えば、よく1年近く何もしないで首相をやっていたと思う!
「大国が互いにしのぎを削る冷徹な世界では、力を持つ物こそが正義なのである。力を持たない者は自分の存在そのものが悪だと決めつけられないように振る舞うのが
精々のところなのだ」
三銃士のリシリュー枢機卿が漏らした言葉だと言う。
正義あるところに力は無い!
力あるところに正義はある!

対等の日米関係と言う言葉がはやった!
何かアメリカに恨みでもあるのか?
鳩山元総理は、具体的な提案をせず、思い付きしか言っていない!
とアメリカは思っている。

これから3月11日の東北大震災の話になる。
それまでのアジア情勢、北朝鮮・中国、そして北方領土の問題が記述されている。
北方領土が最も日本に近づいた瞬間があったようだ!これには引き込まれた!
外交では、中国・北朝鮮に負けている感じ。韓国にもだ!

3月16日アメリカ海兵隊の沖縄のMC-130P・コンバット・シャドー輸送機。
松島基地復旧の為に、未明の朝方の暗い時期に着陸した。
管制なき強制着陸を、難なくこなしたと言う。
まず空港を使えるようにする。
2004年のインドネシア大津波から世界の各地の災害現場に出動している強者ぞろいと言う!
震災後すぐに沖縄から出動、依頼があり次第被災地に向かえるようにしている。
阪神大震災の時、救援に向かおうと空母まで派遣する予定だったようだ。
村山内閣は受け入れを決断できなかった。
出しゃばりな国会議員が、訴えなかったと思うが!
今回はそのことがあり、アメリカは果断に動いてくれたようだ。
現実に民主党政権は、錯乱していたと言う。
村山内閣も、自社さの政権だ!
結果として、日本を良く知っているアメリカのシリビアンが情勢を判断した。
沢山の捌ききれない救援物資が運ばれたようだ!
在日アメリカ軍に救援は任したようだ!
その方がうまくいく!
縄張り争いはなかったようだ!

危機の指導者像がある。
ミッドウエー海戦、山本五十六は戦艦大和に乗り出撃した。
アメリカ、ミニッツ提督はハワイで全体を見て指揮した!
管元総理の事を言っている。
福島の原発の話になるが、神風特攻作戦だと言う。
責任者、大西瀧治郎中将は腹を切った。
又現場の責任者で、戦後特攻の部下を焼香してから、列車に飛び込んだ!
知らぬ顔をした人も多いが・・・・・・
福島で多くの人に危険な作業をさせて、被曝させて責任を取った政治指導者、東京電力の人間はいなかった。
その自覚さえなかったのではないかと!
一読すべき本だと思う!

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ブラック・スワン降臨―9・11‐3・11インテリジェンス十年戦争 ・手嶋龍一

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