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2013年8月 1日 (木)

本・たそがれゆく日米同盟―ニッポンFSXを撃て②孤独な反乱・手嶋 龍一

ここにアメリカの技術が一方的に盗まれていると思う外交官がいた。ケビンカービン!
孤独な戦いを進める!
たった一人の闘いを進める!
双方納得した訳ではないが、共同開発で進む!
がここからケビンカービンが反乱をおこす!
アメリカはレーガンからブッシュに大統領が変わる。
変わるのは翌年だが、この決着が次期大統領に引き継がれる。
空白期間がある。
これが凶となったようだ!
ワシントンで反乱?を起こすカービン!
反FSX陣営を立ち上げる。
FSX不承認決議案が提出される。
これは条件闘争なのか?FSX潰しなのか?
アメリカ政府内の対立がある。
日本の航空機の技術がアメリカほどで無い。アメリカは技術を一方的にとられるだけだと!
日本から貰う技術などなにも無い!
それ程言うなら、金をかけさせて自主開発させればよいのと思うが・・・・・
身の程を知れ!と言うことなのか?
が、日本の技術をやはり恐れている。
アメリカより上に行く恐怖がある。
それにアメリカには日本に対する不信感がある。
そう言う内情が記述されている。

日米間で「日米合意内容の明確化」 がなされる。最後まで問題を引きずった生産段階でのアメリカ側ワークシェアが「総生産額の約40パーセント」と明記され、技術移転の面においても
「日本側は、アメリカ側が入手することを希望するすべての技術を、すでに合意された手続きにしたがってアメリカ側に移転する」 となっていた。
反FSX陣営はエンジン技術の対日供与を差し止める条件を付帯した修正案を上院に提出し、可決させた。FSXの死命を制するエンジン技術の供与が核心的な問題となる。ブッシュ大統領による初めての拒否権は、この対日エンジン技術供与反対に対して発動される。この拒否権は修正決議案に2/3以上の賛成が必要。

大統領が拒否権を行使出来なくなるのは、上院の2/3を押さえればよい。
つまり67票集めればよい!
その勢いがある。ブッシュ大統領もうかつに負けるかも知れないFSX法案を出しにくい!

ここで面白い話がある。
最初に決めた日米合意案を、政権が変わったわけではないが覆す。
これについてはアメリカも相当反対があったようだ!
日本も言いたい事はある。
信義の問題だ!

しかし現在日本も沖縄で同じ事をやっている!
自民党政権が決めたとはいえ、合意事項を平気で覆す!
お互い同盟国なのかと思いたくなる話だ!
最終的には、最新鋭のソースコードは供与しないと決まる。
これに日本は収まらない!約束が違う!
どちらも国粋主義者はいる。
石原慎太郎の名前も出て来た。亀井静香もだ!

この時のアメリカと日本の対立、アメリカ内の対立は読んでいて迫力がある。
著者の筆力なのか?
引きこまれるように読んだ!
登場人物が多い!

一応日米の見直しの結果がまとまる。
苦渋の選択になる。
安全保障と経済問題が一緒になる!
その合意内容も議会の承認がいる!
この時期アメリカ大使館には、松永信夫、加藤良三がいた。やはり人だとだと言うことを感じた。

中国大使とえらい違いと思う!
松永大使は特攻に志願している。終戦により助かる。一度死を見ている人は違うのだろう!

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たそがれゆく日米同盟―ニッポンFSXを撃て②孤独な反乱・手嶋龍一

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