殺し文句の研究②・阿刀田 高 殺し文句とは?
本論に入る。古今東西の殺し文句がある。
状況がそう言う風にならなければ使えない。
例があり読んでいて面白い。
気に入った話が多くある。
見合結婚について。
「恋愛なんか結婚してからいつでもできる。見合いは今しかできない!」
これは他にも使える話じゃないか?
著者は今は、なれ合い結婚と言うそうだ!これは使える!
女の攻略法の一つである
「美女と醜女は知性を認められたがり、美しくも醜くもない女は美貌を認められたがる」
どちらも求めたがるのではないか?これを利用する、とある。
政治家の答弁。応えにくい質問に対する答弁。
「その質問にお答えする前に・・・・・」
結局質問に答えずにはぐらかす!
「誰が言った?」 「俺さ!」
「こんな事を言った奴がいる。女は三度一緒に寝るとみんな結婚したがる。心理学じゃない、統計学だ!」
「誰が言ったの?」
「俺さ!」
これも使えますね!
著者の話。ある政党の機関誌の購入依頼があった。
断る理由。「委員長の顔が気に入らない!」
「今なら委員長の喋り方が気に入らない!」
これも使えそうだが・・・・・・
話題作りがある。
最近は、そば県?うどん県?と言うのがある。
出身地を聞きそれを話題にする。長野県、香川県は聞くまでもない。
一つの例だろうと思う。
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