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2013年11月 4日 (月)

本・古城の風景〈3〉北条の城 北条水軍の城・宮城谷 昌光

戦国期の古城を思う作家の眼は、そこに将卒たちの衷心を見る。戦国の世を切り開いた快男児北条早雲ゆかりの城。今川、北条、上杉、大久保等々つわものどもの悲憤や慨歎を今に伝える城。徳川と武田の激闘と慟哭を刻む城など、遠江、伊豆、相模の主要な城址を廻り、通暁暢達の文体で、その無尽の想見と広博な歴史観を明晰に写す、珠玉の城塞紀行。単行本5、6巻を合本して文庫化。 

20131104_book1   

北条の城が中心になる。
水軍!どちらかといえば、九鬼、松浦、村上水軍は高名である。西日本が多い。
隆慶一郎が向井水軍について書いていた。この武田の向井正綱が記述されている。
同じ海戦でも、北条と武田では表現が違うようだ。
水軍の戦は、船を捨ててればその悪名が残る。
武田滅亡後は家康に仕えた・・・・

北条早雲。備中伊勢氏と言うのが定説になったようだ。
子供の頃は、伊勢出身と教えられたと思うが・・・・・
今川家の内紛。
間違いなく、女大名と言う。『寿桂尼』 義元の母親!
義元の兄、当主と弟が同時に死ぬ。
跡目を、義元と兄が争い、義元が勝つ。
誰が考えても、同時に亡くなるのは何かありそう!
著者の想像力。
武田の刺客が暗殺に来る。成功する。
何故武田かと言うと、義元は北条と手を切り武田と結ぶからだ。
考えすぎではないか?

後世の歴史が分かっている事については何とでもいえる。
武田信玄。息子信義を殺したは間違いか?
著者言う、己の欲のために殺したと。
勝頼も気の毒に思う!
が、分相応ではなかったんだろう・・・・

上洛?洛とは?
中国の洛陽の洛の事のようだ。
具体的に京の事ではないようだ。
洛陽、都と言う事で京に重ね合わせ、上京ではなく上洛になったようだ。

「甲州の備立」決戦と見せかけて引く。
信玄の兵術と言う。損害が少ない!

堀越公方。足利茶々丸。これが分からない!
茶々丸と言うから子供かと思っていた。元服していたのか?
騒がしい人だと思っていたが・・・・
単に常軌を逸した人なのか?
一族の命運をかけて北条早雲と戦った狩野氏もいる。その他の豪族もいるようだ。

北条氏規、北条幻庵。良く記述される。
得だと思うが、実力もあったんだろう。
北条四代目、氏政!
親父氏康が、氏政が飯に汁を2度かけるの見て嘆いたと!
これにより、氏政は凡庸と言うイメージが固定している。
著者言う、逸話は、実際にあったことが後世に語り継がれる場合と、後世の人が作ったことがあったように語り継がれる場合がある。
見分けるのは難しい!氏政の場合もどうなんだろう・・・・・

北条水軍の話で、愛洲氏が出て来る。
陰流、愛洲惟考が出て来る。伊勢出身と言われている。嬉しい名前だ!

小田原城。天下の名城!
鎌倉時代、執権北条と争った実力者三浦氏!
永井路子が得意なテーマだ。
北条義時、泰時VS三浦義村!この話は好きだ。
ひるがえって戦国時代。後北条VS三浦!
どちらも血は継いでいない!

この城になると、大久保忠隣の話になる。
相手が本多正信と言うのが悪いとはいえ、ガードも甘いと感じるが?
大久保といえば、彦左衛門の兄の大久保忠佐!
長篠の戦いで、馬防柵の外で武田と戦い、信長に絶賛された。
実際に織田家中では、そう言う戦いが出来る武将はいなかったようだ。
戦いの後で、後に安土城でみんなの前で褒めまくったようだ!
めったに人を褒めない信長が褒めたようだ!

それより、このシリーズを読んでいて、家康の執念深さを感じる。
著者は関東の城も書く気のようだ。期待しています!

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古城の風景〈3〉菅沼の城・奥平の城・松平の城・宮城谷昌光

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