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2013年12月 1日 (日)

最後の陪審員・ジョン グリシャム

うら若き未亡人が殺された。それも幼子二人の前で、無惨にもレイプされる。ときは’70年代、大学を出たばかりのウィリーは思わぬなりゆきから南部フォード郡の地方小新聞を買収したばかりだった。がむしゃらに新聞を軌道に乗せようとしていた彼が出会ったその大事件は、彼の人生そのものを変えることになる・・・・。リーガル・スリラーの巨匠が、満を持して描くアメリカの過去と深き闇。   

20131201_book1

やはり面白い。
ベトナム戦争の頃のアメリカの田舎の話である。
大学でたての若造が新聞社を買う。地方であるが新聞社だ。
その時、レイプ殺人事件が発生する。犯人は分かる。
当地の名門?実力者の家系である。
島にこもり一族で合法、違法の商売で稼いでいる。
禁酒法の時代にも儲けている。
当然島の中で麻薬も栽培している。
逮捕に行けない。行った警官が殺された事もある。
そに一族の人間が犯人である。それから逮捕され、裁判になる。
登場人物が面白く記述されている。

主人公は新聞でも評価される。黒人の夫妻をとりあげる。
8人の子供のうち7人は大学教授だ。
それを紹介し、黒人夫妻とも仲良くなる。

主人公は言う。「言論の自由はなんとしても守らねばなりません!」
こんなでまかせを、どの口が言わすのか?
この新聞は、犯人追及の急先鋒になる。それを新聞に載せる。裁判が始まる。
この辺は著者の独壇場である。陪審員にこの黒人の妻が選ばれる。
100人の中から選ばれる。だれか買収されてるいるのでは無いのか?そう言う状況での裁判がある。
偽証もある。アリバイがある。こう言うのはたいがい不倫になる。結果犯人と特定されるが、量刑について紛糾する。
死刑にはならない。終身刑になる。終身刑は10年ほどで出所出来るようだ。
終身刑が10年で出所出来るなら、死刑判決が増えるかもしれない。だからそれを言ってはいけない!
これは事実と言う。

途中で面白い話がある。
選挙の時の出馬声明!
「数か月の祈りののちに・・・・・・・」
「多くの方々の推挙を受けて、今般私は・・・・・・」
新聞は選挙で儲けている。
今はちょっと違うだろうが・・・・・

結局出所する。が町は大騒ぎである。
仕返しにくるのではないか?
大騒ぎついでに殺人事件が発生する。サア大変だ!
陪審員が殺される。犯人は?当然レイプ犯人が疑われる。
ここで犯人はこの人ではないかと独断で推測した。
が外れた・・・・・・・

70年代のアメリカの田舎町がどういうものなのか?
面白かったです!

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