« 安倍総理の靖国神社参拝 『読みが甘い』 | トップページ | 日本人へ 危機からの脱出篇・塩野 七生 »

2013年12月31日 (火)

本・義に生きるか裏切るか 名将がいて、愚者がいた・中村 彰彦

敗れ去っても美名を残す者、勝ち残っても罵声を浴びる者。人物たちの真価を決めたのは何か?関ヶ原の小早川秀秋に従わなかった松野主馬、明治の終焉とともに夫に殉じた乃木希典夫人…。
確かな歴史観と志ある者へのまなざしで定評ある著者が、激動の時代を生き、消えていった男たち女たちを記す人物評伝。
戦国、江戸、幕末、明治と、著者が集めた?歴史エッセイ。

20131231_book1


よく調べている・・・・
協力する人も熱心にやってくれるようだ。
そりゃうれしいだろう。郷土の埋もれた人物を掘り出してくれる。
こう言う作業は大変だろう。 が資料館等に調べに行けば、調べられる方も嬉しいと思うが・・・・・・

何といっても、松野主馬が登場する。
もっと長い物語にして欲しかったが・・・・・・
子孫が生き残っている。
著者は知識が豊富だ。よく調べている。が自身言っているが、ダブっている話も多い。
徳川家康の女好き!
武田の姫?信玄の娘を求める。
この話には、遺臣達も大変だったと思う・・・・・・

殉死の話がある。
三代家光が死んだ時、二人殉死した。
やはり人材と言う事では死なれれば困る。
そこで禁止令をだす。
がこれを無視して殉死する。流石に幕府も怒る。
改易されてもおかしくは無いが、そこまでされなかった。
しかし殉死は違法と言う事が一般化した。
かくて次の殉死は、乃木希典になる。

やはり戦国時代が好きだ。
が、著者は会津びいきである。賊軍に日を当てる・・・・・
知られていない人物が沢山紹介される。
著者が紹介しまくっている感じがしなでもないが・・・・・・ 

某歴史学者を批判している。慶喜の事になる。
褒められているのは、大政奉還と、抵抗しなかった事である。
太平洋戦争で、慶喜が指導者だったら、300万人も死ななかったと言う!

著者ならずとも弾劾されるべきだろう・・・・・ 現在と同じで誰も責任をとらない。   

奇兵隊。腐敗していたと言う? ピンハネは当たり前!
そりゃそうだろう。高杉晋作が公費を遊興に使う。
上が上なら、皆真似するのではないか?   

軍神、杉野兵曹長。 死なずに生きていたのか? 証拠はないらしいが・・・・・・
中国で子孫を見つけたら話題になるだろうと! 

発足当時の日本海軍の戦術。 「単縦陣戦法」 著者が言う。
第一列には行きたくない。 いずれ倒される。第二列が前に出て来る。
ロードオヴリングの最初のシーン。 エルフ・人間の連合軍がオークと戦う。一列に並んでいる。 そこで切りあう!まず死ぬのではないだろうか?
もう一つ、グラジエーターの最初の場面。 規律を誇るローマ軍と蛮族の争い。 一列横隊になり戦う! 

日本海軍のお家芸は、「単縦陣」と言う。
横に広がるより、縦になり臨機応変に対応する。
著者は、日清戦争時の連合艦隊司令長官、伊東祐亨の原体験があると言う!   

最後は明治を駆け抜けた女達がいる。
乃木希典の妻、静子の話が印象的である。
殉死したが、成り行き?で一緒に死んだのか?
乃木希典も長州出身と言うだけで取柄はなかったのか?
会津、桑名等賊軍にも人材はいる。 

司馬遼太郎、殉死により初めて、乃木希典にたいして、そう言う見方があるのかと思った。
著者もそう思っているのではないか?
お茶屋遊び、芸者遊びと遊びまくり、芸者に子供まで生ませる。
軍事研究なんてしていたのか?
ドラマ、坂の上の雲であったが、息子保典が戦死した時、死んでくれて良かったと言っていた。
この本でもその記述があった。
能力以上の事をやらすのは間違いと言う例なのか? 

12

義に生きるか裏切るか 名将がいて、愚者がいた・中村彰彦

12

« 安倍総理の靖国神社参拝 『読みが甘い』 | トップページ | 日本人へ 危機からの脱出篇・塩野 七生 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

戦国武将(武将)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 本・義に生きるか裏切るか 名将がいて、愚者がいた・中村 彰彦:

« 安倍総理の靖国神社参拝 『読みが甘い』 | トップページ | 日本人へ 危機からの脱出篇・塩野 七生 »

2019年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
フォト
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

カテゴリー

無料ブログはココログ