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2013年12月20日 (金)

直江山城守兼続・近衛 龍春

知将、直江兼続の人生を描いた書下ろし小説09年大河ドラマ、主人公の直江兼継。上杉謙信、景勝に重用され、秀吉、家康からも一目置かれた名将が貫いた、男の生き様とは。歴史小説の新星が描く要注目作!  毘沙門天の旗の下、戦場において無類の強さを誇った軍神・上杉謙信。その謙信は、一人の若者の才に目をつけていた。直江山城守兼続―秀吉が惚れ込み、家康が恐れた男。謙信の薫陶を受け、生涯を上杉家に支えた兼続の波瀾に満ちた生涯。その知られざるエピソードを通して丁寧な筆致で描く。

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これほど評価が定まっている人物も珍しいのではないか?
沢山の人が書いている。それぞれの思い入れがあると思うが・・・・・・・
長編である。文庫本で上下であり、900ページある。相当長い!それだけに詳しく記述されている。
戦国武将は名前が良く変わる。時々誰か分からなくなる時があるが・・・・・・

上杉謙信の晩年については、大分酒の影響があったようだ。酒は相当好きだったようだが・・・・・・・
景勝との君臣の関係がある。これはどの作家も同じような描き方と思うが・・・・・・
直江家に婿養子として入る。
高名なお船!草の者がいる。忍びの者。
これは直江家に仕えている。当主はお船?直江家に忠実に仕える。そう言う描き方だ。
しかし「藤沢周平 密謀」でも直江家が上杉の直属ではない直江家の忍びを飼っていた。
何かそういう事実があったのかと思ってしまう!
景虎との跡目争い。ここにも『義』が出て来る。
先手必勝!が景勝はこだわる。
伊勢新九郎、斉藤道三、松永弾正と同じことをせよと言うのか?

景虎の家臣で北条家から来た東山康光!
『大河ドラマ 天地人』では景虎が自刃した時に北条へ帰っている。
この本では、一緒に死んでいる。この辺りは難しいと思う。どっちだったんだろう?
そう言うあら探しをしているのか?
詳細に、直江の歴史上の流れが語られている。それはやはり面白い。
石田三成との交友!なんか上杉に都合の良いように図って貰っている!
こうなると公平感がなくなる。
上杉謙信がそれほど強く領国を支配しなかった。
なので自立しようとする、命令を聞かない武将も多かったようだ。
『君は船、臣は水』と言う事か?
謙信をもってしてもそうなのだから辛い!
秀吉に臣従してからの苦労がある!会津に国替え!なかなか面白い。
知らない話もある。そうして関ヶ原に向かう!

石田三成の挙兵が早すぎたと!上杉、徳川が衝突してから挙兵しなければならないと言う!
がそれは無理だったのではないか?
上杉の軍議がある。
徳川をいかに迎え撃つのか?この戦略は正しいと言う。
元関東軍参謀、石原莞爾が絶賛した上杉の布陣!
この席上で異を唱える!前田慶次郎!この名前が面白い!
「徳川が来なかったらどうする?引き返したらどうする?」
誰もそんな事を考えていない。
徳川が来て、戦う事に興奮している状況が面白い!
しかし上杉にも裏切る武将もいる。

徳川は実際に来なかった。
その後の対応!徳川追撃を行うか?やっていれば相当な激戦になっただろ・・・・・・
最上領に侵攻する。そして関ヶ原の敗戦!
この時も江戸城攻撃と言う策もあったと言う!
敗戦処理。ここから直江兼続の政治力が発揮される!
戦力は確保しようとする。徳川になめられない為に!一つ間違えれば取り潰しになる!
本多正信との交渉!
狐と狸か?我慢する必要もある。
まして上杉の誇りがある!
なかなか本多正信との駆け引きは面白い。
最近は評価もされているが、かっては佞臣の代表みたいに言われていたが・・・・・

その息子、政重を養子に迎える!
政重に言う。
「天下取りの戦いとは、広く布石を打てねば出来ぬこと。上杉は目の前の敵は挫く事は出来ても、天下を治める戦いには向いていない!」
謙信以来そうなんだろう!上杉の家風なのか?
景勝の正室、勝頼の妹の菊姫。この本では自刃したと言う。
そう言う事を記述したのは、そう言う事も言われていたのだろう!
病死と思っていたが・・・・・・
跡継ぎが生まれていれば、上杉・武田の血を引いている。

人間の格がある。持って生まれた物か?
豊臣政権の時は、30万石の陪臣だったが、一国の国主の扱いをされた。
が徳川の時代になる。
殿中ですれ違う時、陪臣は幕臣に先に挨拶をして、出くわしたときは譲る。
が兼続は6尺豊かな体格で、先に徳川の幕臣が先に譲ってしまったようだ。
後で直江山城と気づいたと言う。
兼続は譲られても当たり前と思っていたのか?
自然な風格があると言う事なのか?
長い本だった。
がそれだけに直江山城守兼続の歴史がよく分かった!

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