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2014年3月 6日 (木)

篝 火・尾崎 士郎

亡き豊太閣の遺志を無視して、着々と自己の勢威を拡大する家康に、真正面から対決を迫る石田三成。天下分け目の関ヶ原を背景に、三成と西軍諸将たちの、それぞれの生きざまを鮮烈に描いた傑作。 

20140306_book1

司馬遼太郎のエッセイの中にあった話。
尾崎士朗を司馬遼太郎が新聞記者の時代にインタビューしたようだ。
司馬遼太郎自身が言っているが、接待下手だと
尾崎士朗に 「ここに一本の酒があれば申し分ないのに・・・・」
と言われて、あわてて酒を手配したと言う。
その話で、「篝 火」 の話が出ていた。
名作だと!
それを覚えていて読みたくなった。
が本は売っていない。売っていない事は無いが探さなければならない。
こう言う時はどうするか?
全集を探す。全集の中にあるはずだと!
日本文学全集であった。
ブックオフで200円!割引きもある・・・・・
自己満足に浸っている!

尾崎士朗も何冊か読んでいる。
この篝火は、関ヶ原の合戦の、大垣城から関ヶ原の戦いを描いている。
主に西軍の諸将の話で、上杉主従、秀忠、真田昌幸、黒田如水らの話は出て来ない。家康もわずかしか出て来ない。
大垣城から関ヶ原へ夜間移動する。
その時、篝火が見える。
それを兵が見る!目印にする・・・・・・
揺れる篝火、小さくなり又大きくなる・・・・・

その状況が楽しいが・・・・・
一番の問題は、石田三成の禄高なのか?
やはり少ない!
宇喜多秀家、島津義弘、小西行長、小早川秀秋、毛利輝元等には、なかなか命令できない。
それなりの処遇で命令しなければならない。
三成の某臣、嶋左近がいる。
左近の意見が通り、島津の提案が退けられる。
面白いはずはない。
まして島津は実績がある。鬼島津と朝鮮の役では恐れられた。
小西行長もそう言う風に記述されている。
考えてみれば、嶋左近の実績はほとんど知られていない!
石田三成の限界が記述される。小録ゆえの、実践不足の・・・・・・
三成も辛かったと思う・・・・・・

西軍諸将の名前が沢山出て来る。
大谷行部、平塚為広、戸田重政、舞兵庫、蒲生郷舎、湯浅五助・・・・・
皆戦って死んだようだ。
小早川秀秋の家臣、松野主馬!
好きな武将だ!己を貫いた・・・・・・
裏切りが無かったら、家康の本陣に血刀を下げて突っ込んでいたと言われる!

読んでいて楽しい本である。
播州竜野の城主は脇坂家!
関ヶ原で裏切り、大谷隊に襲いかかる。
好きになれない。
なので竜野も好きではない?
『怒られそうです!』
短くまとまっていて、面白い本でした!

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