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2014年5月27日 (火)

豪傑組―歴史小説傑作集〈3〉海音寺潮五郎 『一色崩れ』

戦国を生き抜いた武将たちの非情な運命を綴った「一色崩れ」等、武士のありようとは、如何にあるべきかを問う全九篇の短篇集。

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最近は古本屋に行くのが楽しい。行く都度相当買う。
何軒かに行く。だいたいメッソを付けている。近くに行けば今日は半額ではないのかと!
あさましいと思うか?節約家と思うのか?
奥さんは機嫌が悪いが・・・・・・・
自慢にもならないが・・・・・
嗅覚が働く。目次を見てすぐに分かった。
『城井谷崩れ』 『一色崩れ』

小説家は、登場人物の名前と歳を記述するのも大変ではないか?
この作品は一色満信、25歳とある。
もっとも名前は変わるものだと思うが・・・・・
藤孝の娘を一色満信に嫁がせる。
当然政略結婚である。
ここから一色家謀殺の始まるとあるが、そうでは無さそう。
一年経って、本能寺の変が起こった。
細川家は対応を誤らなかった。
光秀に組せず、大返しの秀吉に走る。
そうして一色家の謀殺になる。
著者は本能寺の変が無かったらどうなっていたのかと思っているようだが・・・・
細川も一色も源氏の末である。
一色の為に秀吉にとりなさなかったのかと思っているようだ。
細川親子の欲心があったと言う!
一色も酒の席で殺される。
用意周到に城も攻められる。
細川親子は攻略家である様だ・・・・

後日談がある。
一色の遺児が寺にいる。
これを寺で自ら斬ったようだ。
問題になったがもみ消したと言う!

一色に嫁いだ娘が帰ってきた。
後年、家臣に嫁いだが、今までの家来筋に足をさすってくれと言われて実家に帰った。
藤孝に叱られる。
「女は三従というて、家にある時は父母に従い、嫁しては夫に従い、老いては子に従うを道とする」
と言って追い返したと言う。美談として伝えられている。
が最初の一色満信を殺したのはどうなるのか?

城井谷崩れと言い、戦国武将はこうでなければ家を保てなかったのか?

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