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2014年5月27日 (火)

小説集 黒田官兵衛 『二流の人 坂口安吾』

20140527_book1_2

二流の武将に甘んじた黒田如水の悲劇を描く。
坂口安吾は半藤一利の記述でよく分かったと思っている。
酒飲みみたいだ。いや酒飲みだ!
官兵衛も二流と言われると辛い!
播州の土豪が織田信長につく。
そして秀吉を助ける。
本能寺も変以降、秀吉に警戒される。
狐と狸なのか?
秀吉亡き後天下は誰が取るのか?
あのチンバだ!それを官兵衛に伝える人がいる。
長政に家督を譲るが、引退は秀吉が許してくれない。
自分を知っていたのだろう・・・・・・

小田原の陣。
26万の大軍を指揮する。今の世におれ以外に誰が出来る。
いや、あのチンバがいる。
北条の重臣に松田憲秀がいる。
長男と共に秀吉に内応する。
が次男が止める。
和平が提案される。武蔵・相模・伊豆を安堵する。
良い条件と思うが・・・・・
が、北条は松田憲秀の首を刎ねる。
これで3か国の話はおじゃんになる。
秀吉は内応を止めた次男の首を刎ねるように。
が官兵衛は長男の首を刎ねる。
わざと間違う!
それだけの力があると言う事なんだろう。

朝鮮半島侵攻!
この話はよく分からない。
朝鮮・明・日本と利害関係が複雑すぎる。
秀吉の軍も寄せ集めである。
全軍を指揮出来る武将はいたのか?
小早川隆景か?
鬼島津と恐れられた島津義久か?
交渉役の小西行長もどうだったんだろう?
官兵衛も朝鮮ではそれほどする事も無かったんだろう・・・・・

関ヶ原・・・・・
秀吉の死と同時に戦争を待ち構えた二人の戦争狂。
如水と直江兼継!
直江山城は無邪気で、痛快で、楽天的なエゴイストで、時代や流行から超然とした耽溺派と言う。
如水は九州で博打を打つ。
長政も官兵衛が後ろで糸を引く。
細川忠興にも入れ知恵する・・・・・・・
博打に負けた後の生き方はすがすがしいと思う!
家康に、如水に加増を勧めた藤堂高虎。
『誰の為の働きなのか?』

題名が少し気に入らないが、そんなものだったと思わせる内容だと思う。
面白かったです!

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