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2014年5月28日 (水)

本・悪人がつくった日本の歴史 (中経の文庫) 小和田 哲男

歴史上の「悪人」の中には、時の権力者によって一方的に悪のレッテルを貼られてしまった者たちもいた──。本書は、日本史に名を刻んだ25人の「悪人」に着目し、これまでとは違った角度から彼らにアプローチ。長らく見すごされてきた側面に光を当てることで、悪人たちの実像を検証していく。本・戦国時代は裏から読むとおもしろい!

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『悪』 と付けば、悪者と感じる。
がそうではない知ったのは、読書でだった。
悪源太義平、悪党の末・・・・・・
強いとかいう意味になるのだと理解した。
悪党と言うから、現代では盗人になるが、昔は違う。
と言う事で、本当に悪人か検証している。
歴史は、勝者が書いた歴史である。都合の悪い事は書かれない。
そして誰かの責任にするものだと言う!
責任にされた方が、悪人・悪党になる。

そう言う観点での人物像がある。
①   権力に抵抗して
②   政敵に追い落とされて
③   改革に失敗して
④   適役にされて
⑤   下剋上が「悪」とされて
⑥   御家のために

古代の話はよく分からない。
大陸との絡みがある。
筑紫君磐井。朝鮮半島の情勢にも絡む。新羅と百済!
マア複雑だったんだろう・・・・

悪者と言われる人たちが記述される。
著者言うところの、歴史は勝者が書く!
弓削道鏡、藤原薬子、平将門、梶原景時、阿野廉子、日野富子。
平将門はともかく、他は悪そのものと思われている。
梶原景時の最後の説明は確かにおかしい。偶然ではなくやはり待ち伏せされたのだろう!

しかし阿野廉子は、やはり問題ではないのか?
そして戦国の梟雄。北条早雲、斉藤道三、松永久秀!
悪者ではないと思うが・・・・
それこそ腕を持ってのし上がった。
何も悪き言われる筋合いのものではない!
そうしなければ殺されていたのではないか?
明智光秀・宇喜多直家・陶晴賢・豊臣秀次もそんなに悪なのか?
確かに光秀は相手が悪かっと思う!

淀君!
著者は大阪の陣は正しかったと。
徳川の要求を呑んでも、次の秀忠の時に必ず改易されると!
そうなんだろう!

徳川綱吉。22年から24年間にわたって、「生類憐みの令」 は発せられた。
殺生を慎むのを奨励する。
それがエスカレートしたとある。跡継ぎで苦労したとある。
自身下馬将軍、酒井清忠のおかげで将軍になれなかったかも知れない。

田沼意次。復権の兆しがあると言う。
どうかなと思うが・・・・・・
付け届けは当たり前の時代だった。
貰う額が問題か?
何でも悪く言われる。
著者は政策立案能力を評価している。これだけやったのは、田沼意次だけだと!
悪と言われるにはそれだけの理由がある。

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悪人がつくった日本の歴史・小和田哲男

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