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2014年8月19日 (火)

本・戦国時代の組織戦略①信長・秀吉・堺屋太一

歴史は教訓の宝庫。「組織」の視点でビジネスマンの基礎教養としての戦国時代を総括。
信長、秀吉、黒田官兵衛ほか組織図・関係図と関連年表を加える。

20140819_book

著者の本はよく読んでいる。戦国時代の本も沢山ある。
その中で組織論を展開している。
著者独特の眼で記述されている。
印象深いのは、官兵衛を良く思っていない?????
能力は買っているが、性格が悪いと思っている?????
それより弟、秀長をかっている!
著者の評価は高い!

戦国時代は1550年代で前期と後期になる。
面白いのは後期である。
後期は資料もよく残っているので、事実が分かる???
『名将は味方の利点を知って策を練る。凡将は先に味方の欠点をみて脅える』
『名将は常に自軍の長所を活かし、敵の短所を付く。凡将は自分の短所に不満を持ち、敵の長所におびえる』

織田信長の台頭!
出自にとらわれない抜擢!
秀吉、光秀、一益、村重もそうなんだろうが、織田家以外では軍団長までなれない!
人を道具としてみる。何が出来るかの能力を把握している。
この辺りは信玄も同様である。
銭で雇う兵!いつでも戦える。
この時代の兵は百姓が主体である。兵農分離が出来ていない!
農業の繁忙期は出兵できない。戦えない!
それに引き替え信長はいつでも出兵出来る。
戦って信長は負ける。
が相手も引き上げる。農業があるので・・・・・
そうすれば信長が侵攻してくる。
その繰り返しで、相手が根を上げたようだ!
そんな兵だから弱い!弱いなら弱くても勝てる工夫をする。
鉄砲が重要になる。
数をそろえる。世界でも保有数はトップクラスだったと言う。
それを可能にする経済力が信長にはある。
経済官僚のいたのか?
楽市楽座の発想!

信長が目指した貨幣経済の確立。
その為にやった事がる。革命児と言われる所以である!
①   身分制度を破ること。秀吉・光秀・一益の抜擢。
②   関所や「座」の廃止。
③   租税の公平化。
④   貨幣の統一。
⑤   道路・水運の整備、商人を集めた町造り。
⑥   イベントの開催。
当たり前のことだが、信長にしか出来なかった。
信長の大きな欠点。
合理的発想をする。それしかできない。
人も同じと思う。がそんなものではない。
旧態依然とした勢力は信長のやっていることが理解できない。
一向宗との長年に渡る戦い。
比叡山の焼き打ち。
恐らく本能寺の変が無ければ、高野山もどうなっていたか分からない!
家臣がどう思うか、考えもしなかったのではないかと思われる。

組織を再編する。
専門分野の部隊を造る。
機能分担も考える。
公家・寺社関係に詳しい外交官。商業経済に通じた商人、行政能力のある官僚タイプの人間を集めていたようだ!

秀吉の組織論。
良く言われる武断派と官僚達との対立。
これはどこの組織でもある。
例えは悪いが、全国制覇の抗争をした山口組。
偉大な3代目がいても、イケイケの前線指揮者と後方担当者は揉める。
3代目がいた時は大きな問題にはならないが・・・・・・
秀吉は出自も悪く、まともな部下がいない。
半兵衛は早くに死んだため、評価が出来ない。
小六、官兵衛か?
後年大名になる家臣も、秀吉のおかげで出世出来た!
寄り合い所帯である。
これを何とかまとめた秀吉の力は凄いと言う。
そして著者の持論、有能な補佐役、弟秀長の存在がある。

12

堺屋太一

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