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2014年10月14日 (火)

本・虚けの舞・伊東潤

本能寺の変から十年。天下人となった秀吉は朝鮮出兵の大号令を発した。その前線、肥前名護屋陣にいた二人。秀吉からすべてを奪われた信長の息子・信雄と、秀吉に滅ぼされた北条家の生き残り氏規。この苛烈な時代を二人はいかに生き抜こうとしたのか。絢爛たる桃山文化を背景に描かれる落魄者たちの戦国絵巻。

20141014_book1

権力者に振り回される二人の男!
名将、北条氏康の息子氏規。
織田信長の息子信雄。
二人の男の人生が、現在と過去に交差する!
物語は朝鮮侵攻の城、名護屋城から始まる。

信長の息子でありながら、本能寺の変後役に立たず、うつけと言われる信雄!
織田家の跡目争いからも外れている。
100万石を貰い、家康と組んで秀吉に対抗する。
北条攻めでほとんど何も出来ない!
移封を断り、秀吉の逆鱗に触れ無一文になる。

北条一門でも早くから信長、秀吉に臣従すべきと考える。
が、小田原城は謙信も信玄も攻めきれなかった!
その自信が秀吉と戦うようになる。
韮山城で戦い、開城したとは言え名将と言われる。
のちに河内で小さく北条の名を残す。
明治維新まで続く!

この二人が主人公なのはどうかな?
運命に翻弄されているのが共通点なのか・・・・・・・

天下人、秀吉に逆らえない!
信雄は、北条戦が終わった後、家康の領土への移封を断る。
待ってたとばかりに無一文で追放される。
小説では罠臭い!
北条戦後、恩賞として与える土地が無い。
信雄の100万石は、恩賞として与えたい。つまり信雄は改易したい!
実際に、対徳川対策として、律儀者と言われる大名を東海道に配置した。
『全部期待外れだったようだが・・・・』
最初から加増を受けてはいけないと、入れ知恵される。
そのようにするが、秀吉が怒る!!!
この辺は、猿芝居か???
しかし有り得る話であると思うが・・・・・・
それにしても100万石もありながら、秀吉に一太刀浴びせようとは思わなかったのかと思う!!!
家臣も家臣だと思うが・・・・・・・

しょせん飾りだったのか?
父が偉ければバカ息子は辛い!

北条も複雑である。
秀吉に滅ぼされたので、無能の集まりのように言われている。
特に四代目氏政は、よく言われない。
がそうだろうか?
結果から全て判断されている感じがする。
氏規は今川家に人質として出される。
その時に、家康と一緒に人質生活をしている。
西国を見ている。
つまり信長、秀吉の力も理解している。
北条が上洛した時は、氏規は行っている。
が官位が無く、バカぬされたようだ。
これは秀吉の遠謀なのか?
秀吉に対して恭順を主張したが、認められず戦う。
名将である。
韮山城に籠城し、この城の価値が無くなった時に開城する。
兄、氏政・氏照は切腹したが、河内で小さく家を残す!

信長との思い出。
本能寺の変。
清須会議。
小牧長久手の戦い。
北条攻め。『ここは可哀想になる場面である』
改易。
秀吉に媚を売る。
この人生をどう思うか?

氏規は読んでいてもまだ救いがあるが、信雄は救いが無いと感じる。
この二人に関しては、良く知らなかっただけに面白かったです!

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