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2014年10月 7日 (火)

本・首獲り・伊東潤

戦場の武功の証は獲った敵方の「首」によって決まる。下級武士たちの手柄を巡る争いは、なんと浅ましく、また儚いものか。運命はなぜこうも皮肉を好むのか。「頼まれ首」「もらい首」「拾い首」など、戦国時代の「首獲り」の明暗の中に、欲の頸木から逃れられない人間の悲喜劇をみた、万感胸に迫る名品全6編。

20141007_book2

①   頼まれ首
②   間違い首
③   要らぬ首
④   雑兵首
⑤   もらい首
⑥   拾い首
虚しい事である。
戦国時代の関東、北条氏の戦いで兵はいかに手柄をたてるのか?
どうしても首が恩賞の対象になる。
どちらかと言うと正々堂々と戦って首を取った話ではない。
狡い話である。
首に付いている単語を読んでいても内容が想像できる。
兜首を取りたいが、顔なんて分からない。
首の確認をするにも分からない。
取った首も時間が経てば腐敗する。
誰か分かららなくなる。
貰い首、譲り首は禁じられている。
そんな話が主である。

①   友人の取った首を自分の手柄とする。ばれる!
②   こそこそ首を取りに行く。手負いの武者がいればよい。味方の首を取る。
③   この作品は堂々としている武者の話である。縁起物である。
④   雑兵の首と思っていたが、一つ兜首が入っていた。これを貰った後の顛末が面白い。
⑤   死に行く親友から首を譲られる。が正直に言えない。
⑥   拾った首がある。誰かが首を落している。うかつに自分の物に出来ない。がしてしまう。

そう言う人間の弱さを記述している。
本当にこう言う話はあったんだろうと思う。
地方と言えば語弊があるが、田舎の方が多かったと思うが・・・・・
『田舎とは????』
あっと言う間に読める本です。
縄田一男が解説しているが、著者をべた誉めである!


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