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2014年10月 5日 (日)

本・疾き雲のごとく・伊東 潤

継母と弟を斬り堀越公方となった足利茶々丸。遊女・香月を伴い奥修善寺の隠し湯へ赴いた茶々丸は、湯壷で痩せぎすの若僧と打ち解ける。その正体も知らず―(「修善寺の菩薩」)。戦国黎明期を駆けた伊勢宗瑞こと北条早雲とは破滅の凶手か、革命の嚆矢か。宗瑞が照らし出す名だたる武将たちの光と影を描いた名篇集。

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著者の本は何とも言えない味があると思う。
北条早雲が狂言回しになる。北条早雲と言う方が分かり易のではないか?
と言っても早雲に時代に北条は名乗っていない?
正体不明で登場する。
何か策を持っている。不気味である。
多分この人が早雲と直ぐに分かる。
関東戦国史の事はそれほど知らない。
司馬遼太郎が書かないせいか?

関東戦国史!
登場人物は多岐にわたる。
堀越公方、古河公方、山内上杉、扇谷上杉・・・・・
甲信越も舞台になる。

各短編ごとに主人公がいる。
太田道灌、扇谷上杉定正、足利茶々丸、仏師玄舜、今川氏親、三浦道寸。
足利茶々丸は何故茶々丸のままだったのか?
いつも疑問に思っていた??
年少なのかと思っていた。
足利茶々丸がメインの小説は珍しいのではないか?

それぞれの話が新鮮で面白い。
太田道灌の謀殺。自信家過ぎたのか?

仏師玄舜、陰謀に巻き込まれる。最後は信念に従ったのか・・・・

鎌倉時代の北条VS三浦。
血の繋がりのない北条VS三浦。
この争いも面白い。
どちらも北条の勝利なのか?

戦国時代は簡単に武将同志は会えない。
書状以外の通信手段は無い。
手紙でお互いの誤解を解き、信頼関係を維持、構築していたと言う。
それを怠れば、謀殺、戦争になる。

この題材の小説を読むのはめったにない。
これから著者の本はもっと読むだろう。

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疾き雲のごとく・伊東潤

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