« 1月17日 阪神大震災の日に思う事! | トップページ | 本・『剣豪血風録・津本陽』VS『日本剣豪譚 戦国編・戸部新十郎』 »

2015年1月18日 (日)

本・蒙古襲来―海から見た歴史・白石一郎

元の大軍勢はなぜ敗れ去ったのか?海洋歴史小説の第一人者にして戦いの舞台・福岡在住の著者が、クビライの海洋帝国構想、玄界灘の北西季節風の影響、軍船の構造と建造日程など、海からの視点と大胆な推論で「蒙古襲来」の真相を解明する。13世紀の「日本」と「世界」の激突を、臨場感豊かに描く歴史読物。

20150118_book1

モンゴルの興亡がある。
匈奴の歴史から始まり、ジンギスカンが登場する。
英雄だ!
もっとも侵略された中東、イスラム世界にヨーロッパはの東部はえら迷惑だ!
朝鮮半島、日本、東南アジアもだ!
それと並んで鎌倉幕府の成立がある。
これだけ読んでいても面白い。
モンゴルは十進法体系の軍事組織と言う。
十人を一組に十長、十長を十人集めて百長、百長を十人集めて千長、千長を十人集めて万騎。
万騎が二十四人いたと言う。
24万の軍勢である。
ささいな事で進行する。
ホラズム王国を攻撃する。
十万の兵、馬五十万頭、羊三百万頭と言われる。
今はそんなに馬はいない。
この進軍は見てみたい風景である。

日本もモンゴルも国内には不平分子がいる。
後継ぎの問題がある。
末子相続が全てでもなさそう。

山内昌之の著書に、ハーン死亡の知らせを運ぶ使者の話があった。
西方にいるとしか分からない軍団に知らせる。
昼夜兼行で馬を走らせる。
何頭か従えているのだろう・・・・・
腹もさらし?を巻いているのだろう。
任務を果たしたと同時に死んだようだが・・・・・
そりゃ強いと思う!
馬を乗りこなし、弓にも長けている。
機動力が違う!

モンゴルは中国を制覇する。クビライである。
『東方見聞録』がある。
日本は黄金の国と言う!
朝鮮半島が辛い。
高麗はモンゴルに臣従している。
国土をモンゴルに荒らされている。
モンゴルは日本に使者を出し、国書を出す。

クビライに対するは北条時宗!18歳で執権になり34歳で死ぬ。
クビライはみな殺しをしなかったようだ。
日本も動揺する。
モンゴルの使者を返す。返事もしない。
井の中の蛙!大海を知らずか?
朝廷は、異国降伏の祈祷を命じる。
祈るだけで良いのかとも思うが・・・・・・
7世紀、百済救援で外征し新羅・唐連合軍に敗れた日本。

大堤防を築き、城砦を築く。対馬と壱岐には防人を置き、筑紫の諸国に関東の強兵を配置した。烽火も各地に設置している。
著者言う、何と言う違いか?
使者を追い返していながらほとんど何もしていない。

最初に文永の役がある。
高麗は日本遠征の船を造る。
欠陥品ではないが、長期に耐えれないと言う!
構造的にも問題があったようだ!
高麗も適当にやっていたのではないか?
日本も使者を追い返した割には、警備を強化するでも無し・・・・・
攻撃されるのは、対馬と壱岐なのは分かっている。
何と言うか何もしていないに等しい。
この攻撃はジャブみたいなものか?
一騎打ちの日本と集団戦のモンゴルの差が出た。
名乗りを上げる暇などない。
集団で囲んで殺されるだけである。
この遠征は10月、11月と言う。
この時期に台風は来ないと言う。
どうも風浪で難破したようだ。900隻の船と言う。
船に慣れていないモンゴル兵である。
勝利を収めていながら帰った理由はなにか?
分からないが推測されている。
とりあえずモンゴルが勝手にこけた感じ!

次は弘安の役になる。
それまでに日本は本腰を入れて警備体制を整える。
そして逆に中国本土に上陸する計画をたてる。
それをモンゴルも警戒する。
要害石築地、博多に2mの石垣を湾頭の沿岸に張り巡らす。
一応日本は用意が整っている。
モンゴルも前回の経験を生かしている。
が高麗はたまったもんじゃない!
前回に比べると格段に戦力は増強している。
10万以上の兵が船に乗っている。
船団も2つになる。
日本の松浦水軍も活躍したようだ!
陸上の戦闘も互角と言う。
攻めて来たのは7月である。
台風シーズンになる。
今回は台風と言う。2900隻の船が沈む。
生き残りもここぞとばかりに殺される。
神風が吹いたのだろう・・・・・・
モンゴルも3回目の遠征を考えている。
日本も中国本土遠征を考える。
どちらも疲弊している
日本は防衛に成功しているので、恩賞を与えなければならない。
当然要求するが、土地が無い。
朝鮮半島侵攻の話が出なかったことと思う。
読んでいてよく分かる本である。

12

蒙古襲来―海から見た歴史・白石一郎

12

« 1月17日 阪神大震災の日に思う事! | トップページ | 本・『剣豪血風録・津本陽』VS『日本剣豪譚 戦国編・戸部新十郎』 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

戦国武将(武将)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 本・蒙古襲来―海から見た歴史・白石一郎:

« 1月17日 阪神大震災の日に思う事! | トップページ | 本・『剣豪血風録・津本陽』VS『日本剣豪譚 戦国編・戸部新十郎』 »

2019年7月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
フォト
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

カテゴリー

無料ブログはココログ