« 本・蒙古襲来―海から見た歴史・白石一郎 | トップページ | 本・墨染の鎧 『安国寺恵瓊』・火坂雅志 »

2015年1月19日 (月)

本・『剣豪血風録・津本陽』VS『日本剣豪譚 戦国編・戸部新十郎』

塚原卜伝、伊藤一刀斎、富田勢源、宮本武蔵、柳生兵庫助など、伝説の剣豪たちの神技や強敵との闘いを描いた著者の傑作短編をセレクト。
剣豪小説はよく読む。
お気に入りは、戸部新十郎、新宮正春!
それでイメージは固まっている。
津本陽の本はあまり読まない。
読んでいて興奮しない。

剣豪血風録
①   塚原卜伝
②   富田勢源
③   伊藤一刀斎
④   佐野祐願寺
⑤   東郷重位
⑥   小野二郎右衛門
⑦   柳生兵庫助
⑧   宮本武蔵
⑨   柳生十兵衛
⑩   堀部安兵衛
10人の剣客がいる。
人選は悪くないが、堀部安兵衛はどうなのかと思う!
それに佐野祐願寺!これは知られていないだけに面白かった。
柳生但馬守は特に出していない。

日本剣豪譚 戦国編
①   塚原卜伝
②   上泉伊勢守信綱
③   富田勢源
④   根岸兎角
⑤   柳生三代
⑥   伊藤一刀斎景久
⑦   小野二郎右衛門忠明
⑧   東郷肥前守重位
⑨   宮本武蔵
こちらも根岸兎角を出している。柳生は3代に渡る。書けばきりがないだろう・・・・・・

戸部新十郎はよく読んでいる。
二文字熟語の剣豪小説、大捨・栴檀、花車・・・・・・
剣豪のイメージは戸部新十郎で固まってしまった。

丁度対比している連作集である。
塚原卜伝
津本陽の最初の塚原卜伝から気に入らない。
小説と割り切れば面白いのだろうが、山本勘介が弟子で登場する。
それは無いだろう・・・・・・

それに対して、戸部ワールドの常連、草深甚四郎が卜伝と立ち会う。
本道と異端と言うべき対決である。
著者の甚四郎が出て来る小説は面白い。必ず卜伝との絡みようだ・・・・・・
『鬼剣の中に甚四郎剣と言う短編がある。卜伝との絡みがあり面白い』

小野二郎右衛門忠明
小説の読み過ぎなのか?
小幡勘兵衛が推薦する。が初めは敬遠される。
鬼人の如くの強さなのか?
それを敬遠されるが、病み上がりでようやく相手を仕留める。
それで人の子であると抱えられる。
この相手が津本陽では秀忠。
戸部新十郎では家康となっている。
忠明の忠は秀忠の忠を貰っている。
そう言うところからは秀忠なのか?
柳生の道場に招かれ立ち会う。
十兵衛は戦う前から木刀を捨てた。
柳生の高弟達も相手にならない。
それほどの強さがあるが、政治能力はあまりない
それが柳生との差になった?

津本陽は、柳生兵庫助を入れている。
この章、柳生宗冬と連也との試合がある。
家光の前である。
昔の剣法は、戦場で太刀を振るう。
鎧兜を身に付けている。介者剣法!
時代は変わってきている。それより平時での戦いを想定しなければならない。
その工夫がいる。
それに対応できるように考えているのが尾張柳生、柳生兵庫助と言う。
構え方が違うと!
「沈なる身の位」から「直立ったる身の位」への進歩?
打ち込みの伸びが違うと言う!
これが江戸柳生と尾張柳生の違いになる。
家光も目をみはる!
宗冬の負け!
『鬼剣の中に秘太刀“放心位”と言う短編がある。兵庫助の本で面白い』

戸部新十郎は根岸兎角を入れている。
斎藤伝鬼坊との絡みが面白い。
関東の剣豪たちが登場して面白い。
それなりの剣客なのか?
『鬼剣の中に、「とかくこの世は」埋火のなかに「微塵」と言う根岸兎角の短編集がある。』

比較して読むのも楽しい・・・・・

12

戸部新十郎

12

« 本・蒙古襲来―海から見た歴史・白石一郎 | トップページ | 本・墨染の鎧 『安国寺恵瓊』・火坂雅志 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

戦国武将(武将)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« 本・蒙古襲来―海から見た歴史・白石一郎 | トップページ | 本・墨染の鎧 『安国寺恵瓊』・火坂雅志 »

2019年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
フォト
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

カテゴリー

無料ブログはココログ