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2015年2月24日 (火)

本・国家の盛衰 3000年の歴史に学ぶ①(序章・ローマ・スペイン・オランダ)

人類が国家という装置を作ってから、数々の興亡が繰り返されてきた。そして、多くの国や地域を従えた覇権国家が生まれた。それらの国々はどのようにして興隆したのか、その力の源泉は何か、そして、何ゆえ衰退あるいは滅亡したのか―これらの問いに、文明・歴史の通暁するふたりの学者が挑んだ。国内外に難問が山積する、現在の日本。日本はこのまま衰退するのか。そして、われわれ日本人は何をすべきか。本書では、蓄積された歴史から導き出された「解」を提供する。

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渡部昇一の本はよく読む。
向こうは迷惑かも知れないが、うなずける点は多い!
もう80半ばである。
憂国の士と言うべきか!
たえず日本の将来を考えていると思う。
韓国・中国に言いたい放題の現状を憂いている!
それを知性と思っている馬鹿も多いと思うが・・・・・・
朝日新聞を訴えている集団訴訟にも名前を連ねている。
銭金の問題では無いだろう!
両教授の対談形式であると思う。
知性の塊と思うが・・・・・・・『薄っぺらい評論家よりは遥かに・・・・・・』
内容は下記の通りである。

序章   国家繁栄と覇権の条件
第一章  ローマ        世界帝国の典型
第二章  スペイン・オランダ  海上覇権と貿易
第三章  イギリス       工業技術による産業立国
第四章  アメリカ       実験国家・人工国家の活力
第三章  中国         覇権国家になりうるか
第三章  日本         これから歩むべき道

覇権国家の定義!
「同じ文明圏における最強の国!」
覇権を支えるのは、軍事力と経済力と言う。
当たり前の結論が分からない人が多数いる。
ギリシャ・アレキサンドロス・ローマ・モンゴル・オスマントルコ・オランダ・フランス・イギリス・アメリカ・・・・・・・・・
経済力だけで生き残れたのがベネチィアと言う。
覇権の象徴は、基軸通貨を持つ事と言う。
今はドルである。
覇権・繁栄の条件は、結局のとこは国民性、精神性と言う!
ローマ市民の四つの美徳!
①  遵法精神
②  権威の尊重
③  戦時の犠牲精神
④  宗教への敬虔
ローマ人には『ウィルトュース』と言う美徳があったと言う。
男らしさが一番の元であると!
男らしさとは、自分の生命以上の価値観があるという信念を持った者である。
精神性の重要さを言っている。

そしてローマの話になる。
ローマの前の帝国がある。
①  アッシリア  強圧の国
世界最初の帝国。支配民を軍事力を前面に出して強圧し、反乱にて滅びた!
その後の帝国に、異民族支配の形と末路を示したと言う。
②  ペルシャ   寛容の国
被支配民族を寛容に支配したと言う。
ペルシャ戦争でギリシャに敗れ、アレクサンドロス大王に滅ぼされる。
③  アレクサンドロス大王の帝国  野望の帝国
被征服民族を強圧的に服従させて、版図を拡大した。
ギリシャ文明を広めようとしたようだ。
が死後帝国は分割されて何も残らない!
ペルシャが2度もギリシャに侵攻した理由が分からないと言う!
面子と言う!豊沃な地ではない!狭い国である!
海戦に敗れた国は衰退する!
ペルシャ・スペイン・フランス・・・・・・
ロシアもそうなのか?ロシアを破った日本もなのか?
『映画・300 帝国の進撃』が海戦の映画である。
ローマはカルタゴに海戦に勝った・・・・・
面白かったが史実なのか?
と言う話からローマになる。
何故ローマ帝国は滅んだのか?
理由は様々あるが、繁栄の頂点に達したら後は落ちるだけなのか?
色々記述されている。
分割して統治せよ!
ローマの家庭では、法律を丸暗記させた。
ローマ軍の強さ!
敗れた将軍にもチャンスを与える。
ローマは異民族を異民族を差別しなかった。
軍人も志願から傭兵になった。
軍事力の衰退が滅亡に繋がった。経済力もなのか?
『パンとサーカス』
食料を無料配布する。食に満足出来れば、「支配者たるものは市民に娯楽を提供する責務がある」と主張するようになる。
単純に言えば、ローマ人の子孫が堕落した!
建国の精神を忘れたからと言う!
キリスト教の存在もあるのだろう・・・・・・・・ 

第二章がスペイン・オランダである。
どちらもイングランドに敗れた?
スペインのレコンキスタ!
国土回復運動に成功する。
スペインは中世で唯一、キリスト教徒・ユダヤ教徒・イスラム教徒が混在していた。
ユダヤ人達を追い出したと言う。
カトリックの国である。
オスマントルコにもレパントの海戦で勝利した。
その力が大航海時代へと乗り出した。
ただスペインの富は南米の資源に支えられた。
生産性に欠けていたようだ。
金銀は掘りつくせば無くなる。搾取の国と言う・・・・・・
ユダヤ人を追い出した国は衰退する。
抱え込んだ国は繁栄する!!!!!
スペインンもイングランドに海戦で負ける。海戦で負けた国は衰退する。
『日本も負けているが・・・・・・・』

また宗教に不寛容だったと言う。

経済で世界に覇を唱えた国、オランダ!
カルタゴとオランダは類似性がある?
貿易で栄える。
物質をAからBへ動かして儲ける商法を『賎民資本主義』と言うようだ。
あまり良い評価で無い。士農工商と同じで、商業は低く見られていた。
ここらへんでややこしくなる。
汗を出して働くことが美徳である。
右から左に物を動かして儲ける事は悪なのか?
最初から利潤を求めず、禁欲的に働き利潤を得る事は良い!
プロテスタントが、資本主義を生んだと言う!
利潤の追求は悪なのか?
これには宗教がからんでくる。
オランダは蘭英戦争に敗れる。ドォーバー海峡のを制する事が出来なかった・・・・・・・
と言っても一時は世界に覇を唱えた。
オランダも海戦で敗れている事になるが・・・・・・・

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