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2016年3月30日 (水)

本・戦国時代の計略大全(2011/7)・鈴木眞哉

史実・講談とりまぜて、戦国時代の合戦に華を添えた名立たる計略を網羅した歴史ファン待望の一冊!

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「仏のウソを方便といい、武士のウソを武略という」(明智光秀)

知った顔をしてこの言葉は良く言っている。吾輩がである…………
著者の本はよく読んでいる。
大変面白い。
通説が通説で無くなってくる。
真偽はともかく、後世に伝わる軍記物や講談本を彩る奇計・奇略を集めている。
実際に戦国時代を観ているわけではない。
資料と言うものをどう判断するのか?
実際に見たわけでは無く、伝聞も多いはず…………

この本は珍しく、ヨーロッパ・中国・朝鮮半島の事も記述されている。
昔信じた話がある。
川中島の合戦がある。
謙信、信玄の一騎打ち!
信玄の軍師(?)山本勘助の啄木鳥の計。
対する上杉謙信の車がかりの備。

両雄が力の限り戦ったのは事実だろう!
年を取ったと自分でも思う。
啄木鳥の計は実際に歩いてみて確認している人もいる。
夜に時間内には無理だと!
車がかりの備がある。
これを初めて知ったのは、テレビドラマ・真田幸村でである。
中村錦之介が主演である。
関ヶ原の合戦時、信州上田城を攻撃する徳川方がこの戦法を言っている。
が、真田もそれは使えると。
実際に戦場で軍の入れ替わり等出来るのか?
そのまま攻めた方が、間違いなく効率が良い。
著者の本はよく読んでいるので、知っている話は多い。
今回は少し毛色が変わっている感じがする。
日本の軍略は中国が先生である。
吉備真備がいる。
陣形がある。
日本では中国の八陣図が古くから知られ、平安時代に大江維時により魚鱗、鶴翼、雁行、偃月、鋒矢、衡軛、長蛇、方円という和名が作られたようだ。
分からないでもないが、著者が言っている。
これだけ陣形が発達しても、中国は匈奴に負けている。
当てになるのか??????
同感である!!!

火攻め、水攻め、夜襲、朝駆け、抜け穴とか沢山の例が記述されている。
ほとんど出来ないと言うか、無理なようだ。
何故そのような俗説がまかり通るのか???
軍学者が食べる為なのか???
真田の抜け穴がある。
九度山から大阪城まで続いている?
抜け穴は城内から城外へ逃げる為にある。
実際は抜け穴とされるものは城の外まで抜けていない。
マア面白いと思う!
著者のお陰で歴史観が変わった??????
船を山超えで運ぶ。
コンスタンチノープルのオスマントルコのメフメド2世の軍艦の山越えを例に出している。
日本の例ではスケールが違う????
記述しだしたらキリがない。
しかし小牧長久手の戦いで、秀吉は尾張一国を水攻めしようとした。
実際出来る?????
要はそんなにピタッと決まるようなものは無いのだろう・・・・・・・
最後に面白いと思ったのは、忍者である。
細川家の忍びが、島原の乱で情報を集めれなかった。
日本では敵味方に忍びがいる。
お互いに情報交換している。
がキリシタンの集まりで情報が入らない。
そうなれば役に立たない。
案外忍びの者なんてその程度の物だったのかも知れない…………

読んでいて思い出した事がある。
子供の頃に見たテレビドラマ。
『隠密剣士』
悪ガキどもが観ていた。
これに風魔小太郎が登場する。天津敏が演じる。
メチャメチャさまになっている。
このシリーズに潜水艦が登場する。
みんなでどうやって動くのか?
造れるのかとか良く言い合っていた。
はっきり言って信じていた!
水の上を歩く、水クモ?
それもあるんではないかと????
純粋だった…………

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鈴木眞哉

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