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2016年6月24日 (金)

本・エコロジー的思考のすすめ―思考の技術(1990/12)・立花 隆

いまや環境問題はサミットの議題となるほど深刻化しているが、状況の悪化を防ぐには泥縄式の対策を積み重ねるのではなく、本当に文明のベクトルを変えねばならない。そのためにはエコロジカルな思考が万人の常識となる必要があるのだ。

20160624_book1

こう言う本はブックオフで探して来る。
最初出版された時に読んでいる。メチャメチャ面白かったのを覚えている。
本屋で見つけた時、改めて読み返したくなった
40年前になるのか?
立花隆のの本もよく読んだ。
田中角栄追及で、当時静かにしていた田中角栄が東京都議の選挙応援に来ていたようだ。
その時立花隆が見に行ったようだ。
丁度田中角栄を目が合ったようだ!!
両方ともバツが悪かったと思う!

非常に面白い。
例えが、例えば石炭を例に出しているように時代を反映している。
今ならもっと原発の事が記述されていると思う。
DNAについても進化している。

自然と言う物は長い年月をかけて造り上げたものである。
矛盾している事も多い??
三葉虫、恐竜、人類と時代の頂点に立てば、後は滅びるだけなのか??
地球は循環している。

昔読んだ本だが、水と言う物は0℃から100℃の間しか存在しない。
その温度を保っている地球は稀な存在なのか??
液体である。
後は氷か蒸気でしか存在しない。

光合成、微生物、バクテリアによる分解。バランスが取れている。
放牧を行い、農耕に努める。
豊かな土壌は微生物、バクテリア、ミミズが造る??
害虫がいる。
人類が害虫と言っているだけで普通の虫である。
自然のサイクルの中では害虫も参加者である。
一つを無くそうとすれば、無くなれば全体がおかしくなる。
害虫が今まで食べていた虫が天敵がいなくなり異常繁殖する。
中国で雀を退治しようとした。
実際に農民に雀を、どらを鳴らして驚かせて駆除(?)しようとした。
が雀が少なくなると、それまで雀が食べていた害虫が増殖して余計に農産物に被害を与えた。
自然界はバランスが取れている。
処理できる量は決まっている。
そこへ処理出来ないプラステック製品を持ち込む。分解出来ない!!

増え過ぎる生物に対しては、何かの制御が働くのか??

池に鯉がいる。鯉が知恵をつけて池の水から麩を作る機械を造る。
好物の麩を毎日運転してたらふく食べた。
いつの間にか池の水が少なくなり息苦しくなった。
麩の前に食べていたプランクトンも少なくなった。
そのままでは水が干上がって窒息死!!
機械を止めれば餓死!

この本が出版された頃は、「宇宙船 地球号」と言われていた。
限りある資源を有効に使おう!!
今の時代、東北の震災で原発をどうするかの話はあるが、原発無しでも電力はまかなえる。
だれも節約しようとは思っていない。
現在の生活を確保しようとしている。
原発が無くても、自然エネルギー、石油でまかなえる。
そうするのが政治だと思っている。
『武田邦彦言うところの、偽善者である』

エコシステム。
①   非生物的環境  (水・空気・土壌・太陽光線等)
②   生産者     (無機物質から有機物質を造る。植物)
③   消費者     (有機物を食べ消費する。草食動物に肉食動物)
④   還元者     (バクテリア・菌類。無機物質に返す。)


無機物質→(生産者)→有機物質→(消費者)→(還元者)→無機物質。

流れは上記のようになり、一つ崩れるとおかしくなる。
精密な自然の還元システムが出来ている。
微生物、バクテリア、カビ、アメーバ、ウイルス、ダニ、ミミズなどが還元者である。
プラスチックは分解出来ない。
同じように化学肥料、農薬も問題になる。
糞尿を肥料として用いている。これは土壌の微生物が分解して再吸収されていた。
農村→(農作物)→都市→(糞尿)→農村と言う植物性有機物のサイクルがあった。
化学肥料により微生物の存在の必要が無くなっている??
雨で残存化学肥料は海に流れ、海に赤潮等の被害をもたらす!

食物連鎖の話になる。
底辺にいるものほど個数が多い!
自然は、原則として種の存続に必要な個体数以上の余分な分を上位の捕食者に与えるようにしている。
食われる方が食う方より多い!当たり前である。
一段階動くごとに1/10のエネルギーの損失になる。
10kgのサメは、サメの餌の中型魚は100kg、カタクチイワシなら1トン、カタクチイワシの動物性プランクトンは10トン、
動物性プランクトンが食べていた植物性プランクトンは100トン必要になる。
「貧乏人は麦を食えは、ある意味正しい!」(政治的な意見で無ければ………)
牛1頭を育てるのに、どれだけの飼料に水が必要なのか??
それなら飼料もトウモロコシならば食べれる。
これに関して、「貧乏人の子沢山」と言う言葉があるが、これも正しい???
上位の捕食者がいなければ、下位も困る。
繁殖し過ぎる!
琵琶湖のブラックバスの繁殖。
世界には同じような話が多いようだ。
毛皮を取る為に小動物を飼育する。
ほっておくと天敵もいないので爆発的に増える。
植物でも同じ話がある。繁殖し過ぎて困ってしまう!!
自然が長い年月をかけて構築したシステムは、現在の自然に適応した状態になっている。
世界が検疫を重要視するのにはそれなりの理由がある。
今の人類の状態なのか??
ムダ・ムラを無くそうと言われる。
これは仕事でだが………
自然界にはムダと思われる事が多い。
しかしよく観察してみれば意味があると言う。
自然は単純なシステムではない。
が何か意味があるようである。
バクテリア、細菌、ウイルスも意味がある??
人工的に作られたシステムは、フィードバック機構が無い。
効率を求めている。
自動調節されないので、公害が発生する。

「リービッヒの最小の法則」
最も弱い環が全体を支配する。
食物に必要な元素がある。
何種類かあるが、最も少ない元素が成長を支配する。
何事も多くの因子がある。
弱い因子が何か分かればそれを補充すれば良い。
それを政界の例に例える。
池田勇人首相の後を河野一郎と佐藤栄作が争った。
河野一郎が有利だった。
政治的識見、国民的人気、財界での人気、集金能力、官僚の操縦力、党内での指導力、アメリカの評価、健康、外見上の身辺がきれいな事。大義名分を我が物にする能力。
河野一郎は、清潔度、財界の人気で劣っていた。他は優っているのも多かった。
が最も弱い要素で決定的に負けていたようだ。
何事も成功しようとすれば、必要不可欠な因子を拾い出す。
その要素を満足させる。必要不可欠な因子以外は後回しで良い。

生物社会には優占種がある。
同じ生物でも所変われば違ってくる。
住む場所によって違う。
同じ生物かとも思えるようだ。
種の保存の為でもあるのか??
今の地球の優占種は人類である。
三葉虫、恐竜、哺乳類、次は哺乳類とは違う進化をした昆虫類か??
前任者は後継者の準備をする??

著者は博学である。
有名になり過ぎると批判される。
する学者たちも問題が多いのではないかと思うが………
批判で1冊の本がある。(読んではないが………)

エンタルピー増大の法則、質量不変の法則………
色んな話があり繋がってくる!
自然に対してどう向かうべきなのか??
論理は一つではない。

最適条件はガマン状態である。
雑草は強いと言われるが、いつ抜かれるか分からないので強い。障害が無いと大繁茂するが、すぐに枯れると言う。

デッドセンター 
植物の群落が大繁茂して過密状態になると中心部が死滅して周辺が生き残る。

変動に強いナンデモ屋
危機に対しては上位にいる者ほど弱いと言う。
蟻の女王は働きアリがいなければ餓死する。
都会人はインフラが止まり食糧難になっても何も出来ない。
スペシャリストより、つぶしの効くスペシャリストを目指せ!!

ガウゼの法則
似た者同士は手ごわいライバルになる。
相手の足を引っ張る。

社会的序列がある。
縄張りもある。
人使いのコツでもある。縄張りを与える。
過密も過疎も有害。
増え過ぎると減少させようとする。
水に飛び込み死んで調節する。
生殖活動が減退する。
ホモが増える??

ケチは貧しい!!
「大きさと代謝率の反比の法則」
小さい生物ほど重量当たりの代謝率が大きくなる。
小さいほど熱の発散が多くなる。
つまり補給をしなければならない。
絶えず食べ続ける???

沢山の例がある。
共生、寄生虫!
一方的に見える共生も意味がある。
自然が造り上げた物には何かの意味があるようだ。
『自然を恐れなければならない!』
つまりコントロールできると思わない方が良い!
と感じました!!

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