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2016年6月 3日 (金)

本・バトル・オブ・ブリテン―イギリスを守った空の決戦(1994/4)リチャード ハウ・デニス リチャーズ

第二次大戦前夜「薄手のカーテン」と冷笑を浴びるまでに弱体化していたイギリス空軍はいかにしてナチス・ドイツの波状攻撃を退けたのか。傑作戦闘機スピットファイア誕生の逸話。ドーバー海峡の防人となったレーダー技術の意味。そして苦難の空を飛び続けた名パイロット達の横顔。「自由主義諸国を守った」といわれるイギリス本土決戦を総合的に検証する迫真のドキュメンタリー

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子供頃の悪がきの話題は、スピットファイヤーとメッサーシュミットはどちらが強いか?
ゼロ戦とグラマンはどちらが強いのか??
そう言う話題が多かった。
能力比較ではない。
単にどちらが好きかどうかである!

第一章      本土決戦までの背景
第二章      決戦
第三章      本土決戦のあと

以上に分かれている。

第1次世界大戦の空軍の発達から記述されている。
軍用航空機はドイツが中心で発達したのかと思う。
第1次世界大戦はまだのどかなものだった??
爆撃による被害も多くはない。
都市毎破壊は出来ない。
爆弾の命中率も悪い!
ドイツの敗戦後の空軍の立て直しがある。
パイロットを育てる。
飛行機は銃が無いだけだったようだ・・・・・・
ヒトラーが政権を取り、戦争の危機になる。
各国とも戦争準備にかかる。
イギリスはドイツ空軍に備えてレーダーを整備する。
それなりの準備は出来ている??
圧倒的にドイツが有利である。が戦闘機では救いがある。
ドイツは、Me109にMe110が千百機。
イギリスは、スピットファイヤーにハリケーンが七百機。

7月10日に始まり、10月31日に作戦中止になった。
本格的に始まったのは8月からにしても3ヶ月である。
ドイツの侵攻計画では、一撃で粉砕出来ると!!
「映画・空軍大戦略」
好きな映画である。
この映画では、バトル・オブ・ブリテンが始まる前の英独両軍の比較がある。
独軍の爆撃機の閲兵がある。
He111が並んでいる。
その基地が何ヶ所かある。
そして戦闘機パイロットがいる。
ドイツはもう勝った気でいる。
一撃でRAFを粉砕する気満々である!!
逆にRAFは悲観的である。
この場面は印象的であった!
読んでいてこの場面を思い出した。

バトル・オブ・ブリテンの開始当時の戦力がある。
圧倒的にドイツ有利である。
が単発戦闘機だけ見るとそうでもない。
Me110、ゲーリングお気に入りの長距離戦闘機、駆逐機は戦闘機で使えない??
となれば対戦闘機用としては、Me109しかない。
が航続距離の問題がある。
タンクも開発していたようだ。
が使っていない。
使わなくても勝てると思っていた??

英国で損害を受けたパイロットは、イギリスは落下傘で脱出する。
ドイツは上手くいって捕虜である。
どちらにしてもドイツはパイロットを失う。

決戦時であるが、こういう例が沢山記述されている。
始まりから終わりまでの戦闘記録である。
戦闘毎の両軍の損害がある。
読んでいるとドイツの損害が多い。
Ju87、Ju88、Do17、He111の爆撃機!
護衛が無ければ撃墜される。
ドイツの爆撃機の射撃手の腕は相当なものだったようだ。
爆撃機も射撃しやすいように操縦する。
逆のドイツ本土爆撃も護衛機が無く、P51の登場まで待たなければならなかった!
島国は幸運なのか?
イギリス・日本は海峡で助けられている。
イギリスもナポレオン・ヒトラーからの侵攻を防げた。
日本も元寇を防げた。幸運もあったが・・・・・
朝鮮半島は中国の侵攻を受けている。
英仏海峡なんて狭い。
その制空権を、ルフトバッフェと言えども奪えない!!

ドイツ空軍は戦術空軍だったと言う!
戦略爆撃機を開発できない。
と言うよりしなかったのか?
勝つべきして勝つ!!
負けるべきして負けた!!!!

ドイツの被害多さは、士気に響いている。
出撃するが、いざとなると引き上げる???

先にソ連を撃破して、それから引き返してイギリスを攻撃する。
ドイツは両面作戦出来ない。
その前提から外れている??

「映画 空軍大戦略」の場面がある。
最後の方であったが、ドイツ空軍の食事の場面がある。
開始前の食事の場面では、パイロットが沢山いて盛り上がっている。
が被害が多く最後の方では、席が歯抜けのようになっている。
この将校のモデルは、アドルフ・ガーランドだったと思うが・・・・・・
状況がよく分かる場面である。

9月7日のロンドン空襲。
ドイツが成功を収めた1日のようである。
がイギリスのダウンディングとパーク両将軍は、大きな安堵の日であったようだ。
ドイツは作戦も間違っていたようだ・・・・・・
相手に与えた損害の記録も間違っている。
だからドイツはイギリスの戦闘機が枯渇していると勘違いする。
これは、アメリカの空軍の爆撃隊のドイツ機撃墜の記録と同じである。
どうしても撃墜機数は多くなるようだ!!!
日本はもっとひどいとおもうが・・・・

その後では、沢山の当事者の記録がある。
やはり毎日の損害の数を見ていると、ドイツの負けが分かる。
それにパラシュートで脱出した人数も記述しているので、大変よく分かる!
面白い本でした!!

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バトル・オブ・ブリテン―イギリスを守った空の決戦・リチャード ハウ・デニス リチャーズ

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