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2016年7月 8日 (金)

番外編・本・鬼平料理番日記(1998/10)・阿部 孤柳

「食」は、『鬼平犯科帳』の大きな魅力のひとつだ。池波正太郎氏のこだわりもあって、料理が重要な狂言廻しとなる。わずか数分の出番「消え物」に工夫を注ぐ、それが料理番。阿部孤柳氏は約八年間『鬼平犯科帳』の料理番を勤めた。
考古学に於ける発掘作業にも通ずるスリリングな考察で、「鬼平江戸の食」に迫る料理番日記。

20160708_book1

著者の阿部孤柳は、料理家であり、書や日本画をたしなむ。
日本料理の季節の食材やその盛りつけを絵画にしたり、その献立を書で現したりと、視覚を尊んでいるようだ。

鬼平シリーズは、インフルエンザにかかったときにDVDでほとんど見ている。
連続して観れたのは嬉しかった!
観ていて思ったが、中村吉衛門がうまそうに食べるしぐさをする。
観ていて自分も食べたいと思ったシーンが何度かある。
五徳の軍鶏の臓物鍋がある。
良く皆と言っても密偵たちだが、上手そうに食べていた。
今回その写真が出ていた。ますます食べたくなる。
ホルモン鍋のようだ!
味付けまで記述されている。
江戸時代である!
シンプル・イズ・ベストか???

蕎麦を食べる場面があった。
猫どのと忠吾がそばを食べる。食べ方を教える。
猫どのが、つゆに少しつけて食べるのを唖然として見ている忠吾!!
この場面は面白かった!
捕り物騒ぎの時に、一人食べ物の心配をしている猫どのがいる。
このドラマには無くてはならないキャラクターになっている??

鬼平のしぐさを見て上手そうに思ったのは「鮎飯」
今回は写真で良く分かった!
写真を観て美味しそうだったのは、
①   軍鶏の臓物鍋
②   天ぷらそば
③   にぎり飯
④   白魚と豆腐の小鍋
⑤   田螺と葱のぬた
⑥   けんちん汁
⑦   蒟蒻の白和え

他にもあるが………

江戸前の説明がある。
うなぎとすしと天ぷらの三つと言うようだ。
江戸前、江戸城の前の海、東京湾でとれた魚介を素材として作られたものである。
天ぷらの魚介も、小型の魚、そのまま揚げれるのを使う。
イカは切り身を揚げる。
鯛の切り身、野菜の天ぷらは江戸前とは言わないようだ!

料理の時代考証は、器にも気を使う。
その時代に無い物は使えない。
にぎり寿司はもっと後の時代である。
いかにそれらしく見えるか。
ワインがある!
実物を使うより水に醤油を垂らした方が、それらしく見えるようだ??

江戸風、関西風との味付けの違い。
と言っても当時は、ダシもカツオかワカメ、シイタケぐらいか?
薄口醤油、濃口醤油、味醂、砂糖の使い方の違い!
マァ楽しい本である。
ひとつ自分で作ってやろうと言う気になったが………

最後の解説が、おまさこと、梶芽衣子である。
学生時代からの、太田雅子の時代からのファンである。
日活青春スターの一人なんだろう………
おまさを演じてうらやましがられたようだ!
はまり役である!
著者の本を読みたくなってきた!
アマゾン?
ブックオフ?
頑張るぞ!!!

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