« 本・権平五千石(「侍はこわい」に収録)(2005/1)・司馬遼太郎 | トップページ | 映画・ウォークラフト »

2016年7月 2日 (土)

本・地球を斬る(2007/6)・佐藤優

剥き出しの利害が衝突する新帝国主義の世界。日本国家は何をなすべきか?
靖国問題、竹島・北方領土問題、拉致問題、国内の格差問題…。
問われているのは政治と外交のインテリジェンスを強化し、国家の生き残りを図ることである。ロシア、イスラエル、アラブ諸国など世界の動向を分析。
北朝鮮‐イランが火蓋を切る第三次世界大戦のシナリオと、勢力均衡外交の世界に対峙する日本の現状を国際スタンダードの視点で読みとく。

20160702_book2

2007年発行である。
10年前になる。
著者の本はよく読んでいる。ファンである。
内容的には重なる物も多い。
セクハラとか、ハニートラップとかの話は良く出る。
ハニートラップはどういう物か?
大変よく分かる。
部屋に帰ればベッドに美女が横たわっている。
そんなのは国家のスパイでは無い!!
マフィア化やくざのやり口である!
実際のスパイ、その手口は納得する。
要は危ない物には近づかない!
が、もしそうなった時の対策も記述してある。
上海領事館の自殺の例がある。
たびたび読んでいるが、著者の主張は一貫している。

キーワード解説、検証文、あとがきが付いているので分かり易い!!

暗殺の事も詳しい。
明らかに暗殺なんてマフィアのやる事か??
警告と言うか見せしめの為にやる!
実際はそうはいかない!
自殺か交通事故を装うのが良いようだ………
放射性物質で暗殺する??
プーチンが指令を出したと言われるが、プーチンほどの人間がそんな事はしない。
損得勘定で考えても分かる!!
なんでそんな後で分かる放射性物質を使うのか??

著者は、10年前から中東の混乱が第3次世界大戦を招くと警告している。
ISはまだの時期である。
しかし今読んでもそのままである。
だんだん第3次世界大戦に近づいている??

日本が今批判されている事がある。
中国の遺棄化学兵器の問題がある。
日本が遺棄した化学兵器については、日本に責任がある。
が引き渡した化学兵器については責任が無いようだ。
実際に中国に引き渡されている。書類も残っている。
著者は識者と言う連中に嫌われるだろう………
何でも日本が責任を負うべきと考える連中である。
平気で捏造する連中である??

内容は広範囲に渡る。
著者の人脈の豊富さがにじみ出ている!
バチカン、ロシア、北朝鮮、イラン、と世界中に及ぶ!
得意のインテリジェンス、領土問題、ロシア・プーチン大統領と財閥!
ウクライナとロシアの問題がある。
現状大分進行しているが、この時期から著者の主張はぶれていない。
ロシアもウクライナも悪である??
ヒトラーがウクライナの豊かな穀物地帯は欲しかった!
今もヨーロッパとロシアの紛争地帯になる。
著者の本によれば、ウクライナも武器輸出で儲けている!
節操がない??
そう言えば中国空母もウクライナが売ったポンコツである??

日本のインテリジェンス能力は世界でも有数である。
インテリジェンス能力は国力に比例するようだ。
そうなればイスラエルはどうなるのか??
アメリカはインテリジェンス能力は優秀ではない。
国の力がある。軍事力もある。
多少のインテリジェンス能力不足はカバー出来る力がある。
イスラエルはそうでは無い!
著者の本では、第2次世界大戦でも日本の能力を褒めていた!
陸軍中野学校は、絶賛している!
イギリス流のインテリジェンスもある。
狡猾と言っている??
中東から留学生を迎え入れ、人脈を造る。長い時間をかけて造る………

古巣、外務省については容赦がない!
徹底的に実名をあげての批判がある。
北朝鮮問題では、田中均がフィクサーである。
あまり信用出来ないと思う!
谷内正太郎がいる。
手嶋龍一が絶賛している。
著者も評価している。
著者は自分で古巣を批判しているので、目障りに思われていると思っている!
事実だろう………

イランについての記述もある。
危険国家だと!
が、現在の情勢、ISがらみで事情は違って来ている。
イランがISの敵なのは確かである。
イランで面白いのは、選挙で政権が変わる!
他の中東の国ではどうなのか?
イスラエル、エジプト、トルコは変わるが、ほとんど王族支配である。
日本の外交は独自性を発揮したい。
イランに対しても独自性を持ちたい。
が役者が違う!
援助しても、迂回されて使い道が分からなくしている??

情報の扱いがある。
アメリカに貰った情報を勝手に流してはいけない。
了解を得なければならない。
が日本はエエ加減なところがあるのではないかと思う!
個人的には、情報源が分かる話はしないことにしている!!

著者は逮捕されて、人間の裏表を見たのだろう………
あまり言っていないと思うが、相当根に持っているのではないか??
最初に記述したが、10年前の分析とは思えない内容である。
今読んでも面白かったです!

« 本・権平五千石(「侍はこわい」に収録)(2005/1)・司馬遼太郎 | トップページ | 映画・ウォークラフト »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

インテリジェンス・国際情勢」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 本・地球を斬る(2007/6)・佐藤優:

« 本・権平五千石(「侍はこわい」に収録)(2005/1)・司馬遼太郎 | トップページ | 映画・ウォークラフト »

2019年7月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
フォト
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

カテゴリー

無料ブログはココログ