« 本・世界史の中から考える(1996/11)・高坂 正堯 | トップページ | 映画・メカニック ワールドミッション »

2016年9月23日 (金)

本・現代史の中で考える(1997/10)・高坂 正堯

ソ連崩壊、天安門事件など歴史を揺さぶった大波に同時進行形で立ち向かいつつ、世界史という知の宝庫から世紀末サバイバル術を提唱する著者最後の力作。洒脱な語りで、日本のとるべき道を指し示す。

20160923_book1

亡くなってからの講演の記録である。
「文明の衰亡する時」「世界地図の中で考える」「世界史の中で考える」
に次いで読んでいる。
本を整理している最中に読んでいる。 奥さんに叱られる………
テーマはまとまっている。大英帝国、中国、ソ連、真珠湾攻撃、天皇が主である。

英国の発展と衰退の話がある。
国民性もある。成功体験からは抜けきれないようだ!
石炭もそうである。 組合も多そうである。
新技術に投資しようとは思わなくなる。新興国、ドイツに追われる。
職人芸がある。 銃の話があるが、昔は手作りで、1個1個丁寧に造っている。
これに対してアメリカは大量生産で、部品を共通化して修理もすぐである。
ロールスロイスも生産台数は多くない。多く造らない!
時代に合わなくなって来ている。

議会主義がある。 政治は選んだ議員に任せる。
英国は労同組合が強い。 ストも遠慮なくやる??
英国の貴族は戦争でも真っ先に戦う。義務がある。 日本とは違うようだ。
政治のリーダーでもある。 国民は頭は任せている。自分の仕事をすればよい??
英国の章を読んで思った事がある。
一つはEU離脱である。 国民投票が良かったのか?
つめり国民は目の前の事しか見えないのではないか??
ヨーロッパ共同体に加盟するかどうかを決める時、世論は反対派が多かった。
が、党は拘束せずに自由投票にしたようだ。 結果賛成となった。
歴史は繋がっているようだ………

日本のトヨタがある。 ハイブリッド車ではトップであろう………
トヨタの工場関係は制作工程と、工場設備がそのようになっている。
電気自動車の時代である。 どう言う車になるのか??
その為に又設備投資を行わなければならない。
投資を続けなければならない! でなければ衰退する??

大英帝国は戦争に勝ったことが無いと言う。
負けなかっただけであると! 情報はつかんでいる。 が裏切り者も多い!

中国の天安門事件がある。
確信犯のようだ。使っている軍隊が何処の部隊か??
夜に排除命令を出している。昼間からは殺し難いようだ!

ソ連崩壊の話がある。
昔学校で習ったことがある。ソ連の農業である。国営で素晴らしいものだと教えられた。
今から考えると、その先生は日教組なのか?? 社会主義に憧れていた??
流石中学の先生はそんな風に誉めてはいなかったが………
結局集団農場が農業をダメにしたようだ………
官がやると無理なようだ………
連邦制の話になる。
ソ連、ユーゴがあり、オーストリア・ハンガリー帝国がある。
成立は1867年である。明治維新と同級生である。
セルビアの事が記述されている。
いい国でも、かわいい国でもない。欲望だけ強い国である??
ハンガリーも頑固であるようだ。
グルジア、ウクライナの話もある。
ドイツとロシアの関係も問題になる。
中欧の復活はあるが、当時も今も難しいようだ………

真珠湾攻撃をアメリカは知っていたのか??
陰謀説大流行である。
アメリカの日本に対する軍事力、兵器の評価は??
シェンノートが日本の戦闘機を高く評価して、本国に報告しているが、取り合ってもらえない! 日本が攻撃を、戦争を決意したのが分かっていたようだ。
が何処に攻めて来るのか??
真珠湾と言う考えは、薄かったようである。
真珠湾まで艦隊を秘匿しなければならない。
出来るとは思わなかったんだろう………
陰謀説があっても、日本は奇襲攻撃をかける気だったので、成功したのだから構わないのではないか??
外務省の危機感の無さは嫌と言うほど記述されている。
こう言う事実をどう解釈するのか?
真珠湾は浅いので魚雷を雷撃機から落としても海底まで落ちてしまう。
この魚雷が海底に落ちないように開発したが、出来てから攻撃計画を始めたのではない。
開発できなければどうなっていたのか?
その魚雷も、攻撃出発に間に合わずに、加賀を遅らせ100本の魚雷を積んだという。
ルーズベルト大統領は戦争を避けようとはしなかったようだ!
その為にはアメリカが攻撃を受けたい。
ドイツも挑発している。

日本の情報も佐藤優の作品にあるように、相当なものだったようだ。
独ソ戦にドイツが勝てないと言うか負けるだろうと言う情報は届いている。
が取り上げれないようだ! そう言う話は一杯あるようだが………

海軍の米内、山本、井上のトリオについての記述がある。
具体的には米内、山本である。
米内光政海軍大臣、首相と勤めている。
三国同盟に反対している。 海軍善玉論の根拠になっている。
米内光政は、海軍大臣時代と首相時代では違うと!
首相時代はやるべきことをしていない??
山本五十六も一時はやる気をなくしていたようだ!
山本次官を連合艦隊司令長官に出さずに次官のままおいていた方が良かった??
そうすれば海軍大臣の目もあった??
当時も空気があり、右翼、陸軍によるテロも警戒しなければならない。
分からない訳ではないがやはり置いておくべきだっと!!
その山本五十六も近衛にきっちり戦争できないと言わなかったのは、不味かったと!
変な期待を近衛に持たせた………
著者は近衛・広田を良いようには記述していない。

天皇については、それで良いのではないかと思う!
「権威と権力の持つ微妙な効用!!」
皇室外交がある。 それを利用しようとする政治家もいるが………
皇居を潰せと言う、アホな国会議員もいるけど………
著者の現在の国際情勢の解説を聞いてみたいが………


« 本・世界史の中から考える(1996/11)・高坂 正堯 | トップページ | 映画・メカニック ワールドミッション »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

インテリジェンス・国際情勢」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 本・現代史の中で考える(1997/10)・高坂 正堯:

« 本・世界史の中から考える(1996/11)・高坂 正堯 | トップページ | 映画・メカニック ワールドミッション »

2019年7月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
フォト
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

カテゴリー

無料ブログはココログ