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2016年10月21日 (金)

本・インテリジェンスの世界史――第二次世界大戦からスノーデン事件まで(2015/12)・小谷 賢

諜報活動の主目的は、第二次大戦では対独・対日戦の勝利、冷戦期はソ連対策、冷戦後は湾岸戦争と同時多発テロを契機としてのテロ対策であった。国を越えた情報協力が緻密化しビッグデータの活用が拡大するなか、スノーデン事件は情報戦の危険性を警告している。
通信傍受技術の飛躍的な発展と米英を中心とした通信傍受網の現代史。

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著者の本もよく読んでいる。
インテリジェンスの研究家である。
以前読んだ本で、1941年の真珠湾攻撃の前に、1940年に日本がイギリスに宣戦布告したらどうなっていたか??
イギリスはそれを恐れていたと言う!
アメリカ抜きの戦争になる。
それを読んで新鮮な感じがしたのを覚えている。

現在の神話!!
チャーチルが暗号解読の秘密を守るために、ドイツのコベントリーの爆撃に対して、避難命令を出さなかった??
どうも違うようであるが、情報はそこまでして守らなければならない。
日本は甘いのか??
第2次世界大戦の、大島駐独大使の暗号が解読されていた。

昔から暗号はあった。 シーザーの暗号がある。 暗号の本を読めば絶対に出て来る。
簡単なものから始まっている。
要は途中で見られている。 手紙を開封される! それが当たり前の状況である。
菊池 良生のハプスブルク帝国の情報メディア革命にはそんな話がゴロゴロしていた。
暗号解読については、シャーロックホームズに、黄金虫でそんなものなのかと理解した。
英語にアルファベットであるが、感心したことを覚えている。
まして読んだのは中学生の頃である。

通信傍受や暗号解読は、第一次世界大戦時に外交・安全保障上の必要性から生じた。
その専門家たちが養成される。
が天才的な人間がいる。 がどちらかと言えば変わった人間たちである。

通信を傍受する方法が記述されている。
読んでいると面白いが、海底ケーブルからも傍受する。
良くばれないものだと思うが………

他人の通信を盗む法律的根拠は何か?? 国家の為である!!
その為には、手紙を盗んでも良いのか??
良いのだろう………

アメリカとイギリスが通信傍受で協力する。
『ファイブ・アイズ諸国』
アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア・ニュージーランド
である。
英語、アングロサクソンである。日本は入っていない。ドイツもである。
必要に迫られてである。
第1次世界大戦、第2次世界大戦、冷戦とある。
冷戦が終結すると、肥大化したインテリジェンス組織は縮小させられたが、
9・11同時多発テロによって、テロとの戦いという方向性が明確になっていく。
こうして情報組織はネットから世界中のデータを吸い上げるようになる。

技術は進歩する。
通信傍受により整理、暗号解読等多数の人間と経費がかかる。
批判的な人間もいる。
情報が漏れることを恐れるので制限しようとする。
どちらにしても非合法な方法である。
情報収集船がある。例えば北朝鮮の沖で情報収集する。
電子偵察機を、際どい所を飛ばして情報収集する。
それにしてこれだけの情報、暗号を整理して活用するのは大変である。

ベトナム戦争の末期のテト攻勢を、アメリカは無線傍受で掴んでいる。
この攻撃は失敗だったが、アメリカの世論が戦争はもういいと判断した。
結局負けになる。

ソ連の通信を傍受している。
「ばれるのは、やはり人である」
その事実をソ連に言う。 目的は金が多そうである。 
共産主義に向いている?? 正義感??
女、酒には限度があると言ったのは佐藤優。
が金には限度が無い! ギャンブル好きは特に危ない!!
裏切っても徹底的な追及は、法廷では出来ない。
どこまで情報がばらされるのか分からなくなる。
その方が被害が大きい! 訴えを下げる!!

スノーデン事件も良く分からない!
正義感なのか??
こうなると、アメリカはいたるところで傍受している??
いくらしていないといっても、信用は出来ない!!

大きな事件が記述されている。
全部が真実ではないと思う。 まだ隠していることもあるはずである。
問題は、何処まで公開するのかと言うことになる。
面白い本でしたが、怖い世界である
秘密なんてないようだ??

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インテリジェンスの世界史――第二次世界大戦からスノーデン事件まで・小谷賢

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