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2016年10月27日 (木)

本・賊軍の昭和史②鈴木貫太郎・東條英機・石原莞爾(2015/8)・半藤 一利・保阪 正康

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本・賊軍の昭和史②鈴木貫太郎・東條英機・石原莞爾(2015/8)・半藤 一利・保阪 正康


第一章 鈴木貫太郎 薩長の始めた戦争を終わらせた賊軍の首相
鈴木貫太郎も関宿出身である。
海軍に入り、賊軍と言う事で苦労したようだ。
差別が激しく辞めようと思ったら、父に止められる。
「国の為か? 栄達の為か?」
司馬遼太郎が良く記述しているが、歴史にはただの一度だけでも出番がある?
死にかけた井上薫の傷を縫った、所郁太郎である。
鈴木貫太郎は、日本の一番長い日を終わらせるために生き永らえた??
半藤一利が書きまくっている、開戦時の薩摩、長州の海軍軍人。
高知が、永野修身、沢本頼雄、岡敬純、中原義正、石川信吾、藤井茂………
鹿児島が、高田利種、前田稔、神重徳、山本祐二………
高名な第一委員会があるが、「人事と金を握れば、天下は俺たちの物だ!」
そう言う時代だった………

日独伊三国同盟に反対した海軍の米内、山本、井上の賊軍トリオ。
主流派である薩長閥に抗しきれず開戦を迎える。
大臣、次官から外へ出される。
「官軍」が始めた無謀な戦争から日本を救ったのは、鈴木貫太郎、米内光政ら賊軍出身者だった。
そう言う面はあるのだろう………
薩長が造った政府である。 潰そうがどうしようが薩長で決める!!
そう言われると問題が多いが………
山口県の安倍晋三、岩手県の小沢一郎。
今も引きずっている????

第二章 東条英機 混乱する賊軍エリートたちの昭和陸軍
東條英機にに1章割いている。盛岡出身である。
大正時代は、長州の陸軍だった。
永田鉄山がは長野出身で長州閥の打倒を唱える。
バーデン・バーデンの密約がある。
永田鉄山、小畑敏四郎、岡村寧次、東条英機が集まる。
「長閥追放、郡内派閥の解消、能力優先」

佐官級の幕僚将校らによる会合、一夕会が造られる。
調べてみると、そうそうたるメンバーである。知っている名前が大変多い!!
陸士15期 河本大作
陸士16期 永田鉄山、小畑敏四郎、岡村寧次、板垣征四郎、
陸士17期 東條英機、
陸士18期 山下奉文、
陸士21期 石原莞爾、
陸士22期 牟田口廉也
陸士23期 根本博
陸士25期 武藤章、田中新一、富永恭次

根本博と言うのが驚きである。
満州事変は、この秀才連中が行ったと言う!
昭和の陸軍を、日本を誤らさせた連中である!!
東條英機は永田鉄山の子分である。
殺された永田鉄山の血まみれの軍服を着て、「いつか復讐してやる」
それ程の能力も無いようだった………
永田鉄山の軍事思想を継げなかった?
「佐藤優の組織の掟」
能力が無いのに、やる気だけはあるのが一番たちが悪い??

その通りのようだが………
東條は親父の件もあり、長州派閥に憎しみを抱いている!
依怙贔屓はする。

昭和の陸軍は長州人は少なくなって来ている。 と言うより外している。
賊軍に優秀な人間がいたように、薩長にも優秀な人間はいるはずである!
昭和の陸軍は賊軍の昭和史と言う。長州閥の負の遺産が出たとも言う。

第三章 石原莞爾 官軍の弊害を解消できなかった賊軍の天才
庄内藩出身である。
良くも悪くも陸軍にはかかせない人である。
陸大をトップで卒業したが、天皇の前で喋らせると何を喋るか分からない。
なので2番にされた??
かなりエエ加減である??

一夕会に所属していたようだ。 これも面白い!
日蓮宗の信者である。
「世界最終戦争論」は、日蓮の立正安国論の影響がある??
独特の軍事学を作ろうとして勉強していた。
日本の古戦場からヨーロッパの戦争まで幅広いようだ。
薩長中心の日本の軍に対する異議申し立てとも言えるようだ。
満蒙は総力戦にとっては重要である。
満州事変の首謀者である??
陸大でプロイセンの軍事学を丸暗記するのが、陸軍のエリート教育。
机上の学問???

思想のない東條と、国家の設計図があった石原と言う。
満州も満州国、独立国で成りたさせる。 植民地ではない。
東條の事を馬鹿にしている。 それが東條にも分かるので、余計に目の敵にされた??

天皇にも好まれていなかったようだ………
日露戦争時のままの軍に対して不満があった。
薩長、官軍史観で日露戦争に勝った。
成績至上主義の幕僚により、人事面の改革のみが進められる。
軍事や社会体制の古さを変えれない。
昭和の軍の参謀たちは、好き勝手に兵隊と国民を動かした。
「大善」「小善」 天皇を馬鹿にしている??

2・26事件で、クーデターを起そうとした??
鎮圧を指揮したが、鎮圧後にこのままクーデターを起そうとした??
どうも海軍が怪しんだようだ。 師団を東京に呼び寄せている。
合流させる気ではないかと??
石原自身はベラベラ喋る人間ではないので、誰にも言わずに状況を見てやる気だったと!

参謀本部、軍令部の参謀たちは、無責任に戦争を始めて膨大な犠牲者が出た。
統帥権独立と言う名目で何度歴史が捻じ曲げられたか??
石原莞爾は、近代戦争を戦えるだけの首尾一貫した独自の軍事思想を構築していた。
出る釘は打たれるのか??
これも官軍の負の遺産と言う!

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半藤一利・保阪正康

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