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2016年11月21日 (月)

本・この国のかたち〈1〉(1993/9)・司馬 遼太郎

日本は世界の他の国々とくらべて特殊な国であるとはおもわないが、多少、言葉を多くして説明の要る国だとおもっている。長年の間、日本の歴史からテーマを掘り起し、香り高く稔り豊かな作品群を書き続けてきた著者が、この国の成り立ちについて研澄まされた知性と深く緻密な考察をもとに、明快な論理で解きあかす白眉の日本人論。

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本を整理していたら出て来た本である。
〈1〉から〈6〉まである。
昔読んでいるが、ブック・オフで購入したまま置いていた本である。
この度読み返してみた。
先日NHKで、このスペシャルを見ている。
面白かった!最近はよく読みなおしている。
やはり面白い! 1~24まである。

日本人の場合、思想は外から来るものと思っている。
6・7世紀の統一国家の造り方。
隋唐から取り入れている。
が、宦官、科挙、儒教を取り入れていない。
取り入れていれば、日本語も中国語に近い物になっていた!
隋、唐、宋からも書物を輸入している。

朱子学がある。
良く分からない?
13世紀、仏教に日本的な新仏教が生まれ、開拓農民の政権が生まれた。
「名こそ押けれ」の精神が生まれている。
日本では朱子学が全てでは無い。その巣窟が水戸にある。
何か後醍醐天皇と言い、乱を起こしている??

「統帥権」
著者は憎しみを持っている。
終戦時栃木県佐野にいたようだ。
佐野と言えば真田の親子の別れの地である。
が、北条時頼の為に、鉢の木を焚いて暖を取らせたのが、佐野源左衛門尉常世の住まいと思っていたようだ。

今は諸説がある様であるが…………
戦車兵だったので軍隊の事も身にしみて分かっているようだ!
「統帥権」に対しては憎しみを抱いている。
ノモンハンを著者は書かなかった。代りに半藤一利が書いたが………
この生き残りの人にインタビューしたようだ。
最終軍歴が中将の人に会っている。6時間喋り続けたようだが、メモする内容が無かったようだ。
瀬島龍三かと思ったが、最終は中佐である。誰か??
現地にいた連隊長は、「元亀天正の装備」と言ったようだ。
火縄銃も日本の歩兵銃は差が無いと言う事なのか?
「元亀天正の装備」の言葉は、著者の本では絶えず出て来る。

そので「統帥綱領」「統帥参考」が出て来る。
佐藤優は参考になる本と言っている。
が、著者は統帥権に憎しみを抱いている。「統帥綱領」「統帥参考」の中に統帥権についての記述がある。
参謀本部の本質は超法規である。憲法外であり、憲法以下の法律とも無縁である。
超法規的である、統帥機関天皇の統帥権も壟断・奪取できる!
「日本のいちばん長い日」である。

信長は独裁者だった??
秀吉は計数に土木の才能があった。
がねたまれる事を恐れて、大気物を装った??
光秀は鈍感だった!
薩摩の方言に、大概大概(テゲテゲ)がある。単にテゲと言う。
上の者はあらましを言うだけでこまごました事は言わないようだ。
西郷隆盛、東郷平八郎、大山巌らがそうである。
日露戦争の児玉源太郎は長州人であるがそれが分かっているので、山県有朋より大山巌を選んだ。
上に立つ者はそれなりの見識がある!
その良き伝統を、昭和の軍人がメチャメチャにした。
陸軍は、軍司令官や師団長になると大山型をふるまい、参謀に児玉型の大きな権能を持たせた。
徳も智謀も無い若い参謀が専断と横暴のふるまいをした。(辻政信の名前をあげている)

中国はと言うよりシナとの関係は複雑である。
まわりはどんな国なのか?
西戎、東夷、南蛮、北狄………
モンゴルに征服される。
明が滅んで清になる。女真族である。
朝鮮半島は難しい。
本来夷である清に対して、天朝と称えて、内内においては夷狄とののしり、女真風の髪形をしている中国をさげすんだ!
二重人格か???

江戸時代、三百近くあった藩は多様性があった。
識字率も日本は高ったようだ。
ゆとり教育、個性を重視する教育がある。
肥前佐賀がある。勉強漬けにしている。
出来が悪ければ家禄を減ぜられる!
「一藩の人物を悉く同一の模型に入れ、為めに倜儻不羈の気象を亡失せしめたり」
暗誦を重んじて、独創を否定する。

倜儻不羈は、分からないので調べた。
「信念と独立心に富み、才気があって常軌では律しがたいこと」のようだ。

薩摩は初等教育で良いとしていた。
土佐は、倜儻不羈の一手販売のような土地のようだ!
どちらも戦国時代からの影響があるようだ??

石田三成の親父、正継の話が出て来ている。
出来た人のようだ。
民政家と言うか、三成の領国経営を支えた人である。
ほほえましい例が記述されている。
佐和山城落城時に戦死している。自ら腹を切る事で城兵の命を救おうとした。

仏教の話がある。良く分かっていない!
この6巻で絶えず出て来るだろう………
ゆっくり読んで行きたいと思う!

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