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2016年11月23日 (水)

本・この国のかたち〈3〉(1995/5)・司馬 遼太郎

革命をおこした国は倨傲になる。特に革命で得た物差しを他国に輪出したがるという点で、古今に例が多い。明治の日本人には朝野ともにその意識がつよく、他のアジア人にとって不愉快きわまりないものであったろう。この国の歴史のなかから、日本人の特性を探り出し、考察することによって普遍的なものとはなにかを考える。

3_2

3巻は最初が面白い!
戦国の心である。
この話では、著者の本では必ず出て来る。
「加藤嘉明」
兵は律義で小心な事を要求した。 豪傑は要らない。
塙団右衛門の事である。
大物が出て来る。
後藤又兵衛、渡辺勘兵衛、岡左内とある。
みんな好きな武将である。
特に岡左内は面白い。タダの守銭奴ではない!
同じ金を貯めるならこういう風になりたいが………

日本はドイツの技術の憧れがある。
幕末はオランダ語である。
オランダ語の医学書が、ドイツの翻訳と知れた。
そして普仏戦争によるプロシアの勝利がある。
なるべくしてドイツに傾向した!

今もそうである気がするが………

七福神はほとんどが異国の神である。
船に乗っているのは意味がある??

華???
華は文明である。
野蛮(夷)が存在して、華はまわりを囲まれている。
華にとって対等の付き合いは無い。外交も無い。朝貢関係のみである。
中国の王朝は、一文字である。
秦・漢・隋・唐………
まわりは、匈奴・鮮卑・契丹・渤海・新羅・日本………
ここで朝鮮半島の事になる。
冊封と言う国際秩序がある。
中国の中華に対して小華と称した。
李氏朝鮮は明と天朝と読んで尊んだ。
小華と言う以上、何処かと朝議関係にあらねばならない!
琉球が参朝したようだ………

幕末の不平等条約がある。
だいたい、鎖国を日本古来の法と思っているから攘夷になる。
そのその攘夷も家康が定めてはいない。
日本は未開国と思われている。
そんな国に関税の自主権を与えれば、無制限に上げかねない。
治外法権についても、打首、磔刑になるかも知れない。
諸外国は恐れた。
これを解消するためにヨーロッパに行くが、フランスで逆にもっとひどい条約を飲まされた。魔法のように………
日本には外交が無い??

平安遷都に東京遷都がある。
東京遷都は分かりやすいが、平安遷都は複雑なようだ?
東京は幕府が倒れた時に、大阪と言う案があった。
が江戸は首都で無ければただの寒村に戻る。
大坂は首都で無くても天下の台所であると!
大久保利通に献策したのは前島密と言う!

甲冑の話がある。
中国は古代から徴兵制と言う。
甲冑も支給される。
ローマも中国も数万の大軍である。歩兵が主である。
同じ甲冑で無いと塊としての示威力が出ない。
日本も最初はそうであったが、途中から変わった。
開墾して田畑を造るようになる。
武士階級である。土地が自分の物に成る。
死んでもこれを守らなくてはならない。
その覚悟が美になる。
戦場での死を飾るために甲冑も華麗になった??

仏教・聖・朱子学の話もある。
それほど興味を感じないのは何故なのか?
無い事は無い。読んでいて面白い。

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