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2016年12月 7日 (水)

本・“真珠湾”の日(2003/12)・ 半藤 一利

1941年11月26日、米国は日本に「ハル・ノート」を通告、日米の外交交渉は熾烈を究め、遂に運命の日、12月8日に辿りつく。その時々刻刻の変化を東京、ワシントン、ホノルル、マレー半島に追いながら日本人にとって日米開戦とは何であったのかを冷静に解き明かす。

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少し前に文庫本で買っている。 当然ブックオフである。
この後と思うが、ガタルカナルを書いている。
残るはインパール作戦と言う。
これを書けば、半藤一利版、太平洋戦争が出来る???
それはもういいだろうと思っている。 
書けないのではないかと思うし、どちらかと言えば読みたくない!!

12月8日が近づいて来ている。
なので真珠湾に関する記事をアップして行きたい!
著者は名うての山本五十六びいきである。
時折批判じみた事も記述するが、好意的である。
著者の代表作でもある、「日本の一番長い日」がある。
これを書いてから、枕元に影が立ったようだ。白い服を着ていた??
「終戦の日を書いたのだから、開戦の日も書いて欲しいと!」
この時にうなされていたようだ。著者は書くと言ったようだ。
悲鳴を上げていたのを隣の奥さん見ている。

36年ぶりに約束を果たしたようだ!!
著者は、その影は「山本五十六」と信じている!!

真珠湾攻撃については書きつくされている??
「トラトラトラ」 「ジョントーランド 真珠湾攻撃」
読んでいる本も多い!

第一次世界大戦時、ベルギーの中立をドイツが侵犯したと国際非難が高まった。
ドイツ皇帝・ウィルヘルム二世は 「必要は法律を知らない」 という中世の格言を持ってきて説明した。

開戦前夜の状況がある。
防衛戦争であれば無通告開戦が出来る??
太平洋戦争は防衛戦争なのか??
良く書かれているが、対米比率七割の根拠はなにか??
開戦への空気が造られた???

日露戦争ではアメリカに仲裁役を求めていた。
戦勝終結へ方策があったようだが………
太平洋戦争も成算はあったようである。
実際の成算はドイツの勝利頼みである。
そのドイツもバトルオブブリテンで勝てず、バルバロッサ作戦でモスクワで止まってしまっている。
ドイツ、グデーリアン将軍。
ソ連、ジューコフ元帥。
フィンランドに攻め込んだソ連は苦戦した。
それを見たヒトラーはソ連組し易しと思った???
が、実際は冬将軍だけではないが苦戦している。
軍靴はソ連は大き目にする。 間に新聞紙等を入れで保温するようだ。
が、ジューコフ元帥はドイツ兵がピッタリの靴を履いているのを見て、ドイツへの敬意が薄れたと!!

真珠湾攻撃時にはドイツが勝てないと言う報告も来ていたようだ。
石油の備蓄の問題があるとは言え焦り過ぎである??

開戦の日がいつなのか??
軍部は徹底的に秘密にしたようだ。
外務省の交渉に期待している人もいる。
外務大臣も開戦日をはっきり知らない??
アメリカが日本に先の攻撃させようとしたことは事実のようだ!
ただアメリカは真珠湾が攻撃されるとは思ってもいなかった!
真珠湾まで攻撃機を人知れずに運んでくるわけはないと!!
双方の政治家・軍人の思惑がある。
開戦通告なしでの攻撃は山本五十六が反対したようだ!
これが間に合っていたら、戦史上の傑作になっていた??
間に合ってたとしても、だまし討ちと言われるだろう!!

日本も偽装工作をしている。
水兵を多数上陸させて目立たせる??
艦隊が何処にいるか迷わすために………

ただ開戦になるのに兵器の備蓄が出来ていない。
生産量も足らない。
戦時編成の兵力所要量に、戦闘機は90%であるが、攻撃機・輸送機は50%。
20mm機銃は28%、魚雷に大型爆弾は20%と言う。
真珠湾攻撃の特殊とは言え、攻撃用の魚雷もやっと間に合ったようだ。
加賀が出来上がりを待って出航した??

各艦艇が弾薬を規定通りに積み込めば、四大軍港の備蓄はゼロに聞かくなる??
アメリカのファイティングスプリット! 即座に反撃している。
27万発もの機銃弾を放っている。 すさまじい弾幕と言う!
攻撃隊もそれは感じていたようだ!!

アメリカは真珠湾を攻撃されるとは夢にも思ていなかったようだ。
東南アジアの何処かが攻撃されると!!
マニラ、シンガポール、マレー等のオランダ、イギリス、アメリカ領が攻撃される。
日本に対する偏見がある。
出っ歯で近眼で能力が無いと!!
真珠湾まで来るとは夢にも思っていない!!
シェンノートが日本機の優秀さを報告しているが無視される!
お互いに相手を正しく評価していない!! 自分の都合のよい方に考える。
「人は見たい現実しか見ない!」 と言ったのは、ユリウス・カエサルか??

この時真珠湾攻撃の1時間前に東南アジアへの輸送船団がイギリス機を撃墜している。
行方不明と言う事で誤魔化せた。
タイを通過してシンガポールへ行きたい。平和裏に通過したい。
この時の外交官は苦労したであろう。
タイ国首相が掴まらない! その交渉が出来ない!!
「必要は法律を知らない」では無かったようだ!!

開戦通告の扱いは外務省としては慎重であった??
が出先の機関がええ加減過ぎたようだ!!
何の緊張感も無かったみたい!!
勲章を貰った人もいるようだ!!
今からでも辞退するべきである!!そう言いたくなる状況が記述されている!!
著者は抑え気味と思うが………
そうは言っても攻撃艦隊も無線封止めを厳命されているが、適当に艦隊から発信されていたようだ。これをアメリカは傍受していて何処に艦隊がいたか分かっている??
そんな事実もあるが、アメリカがどこまで理解していたのかは分からないが………

大本営の戦争終結の目途がある。
① 南方諸地域の作戦が成功し、石油等が自給出来て、長期戦に耐えうることが出来た時!
② 敏速積極的な行動で、重慶の蒋介石が屈服した時。
③ 独ソ戦がドイツの勝利で終わった時。
④ ドイツのイギリス本土上陸が成功し、イギリスが和を請うた時

ドイツ頼みの割には、こう言う意見を言っている。
「ドイツが手を引いても問題はない。戦うは亡国かも知れぬ。しかし戦わざるも亡国である。戦わずのしても亡国は、魂までも喪失する永久の亡国である」
永野軍令部総長が天皇に言ったようだ!!

「映画 トラトラトラ」は良く見ている。
攻撃は大成功である。一方的にアメリカは攻撃されている。
実際に日系人一世でこれを見ていて、「アメリカは金持ちや。本物の軍艦を燃やして演習している!」
日本が攻めて来るとは思いもしなかった??

読んでいて思うが、軍人は戦争をしたがるものなのか???
ドイツにしてもどんな成算があったのか??
真珠攻撃後の文化人、知識人の感想が多く記述されている。
攻撃後に株価が下がらないように動いている。
著者の思いが入っている本である。
読み返してみたが、大変面白い本でした!!

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半藤一利

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