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2016年12月27日 (火)

本・左近(2015/9)・火坂 雅志

人は竜にはなれない。だが、努力次第で、かぎりなく竜に近い漢になることはできる――
「三成」に過ぎたるもの"と称えられた戦国武将・島左近清興の知られざる生涯を描いた長編小説。
大和国を治める筒井家にあって、その剛直ぶりと胆力を認められ、左近は若くして侍大将に取り立てられる。梟雄・松永弾正久秀が、大和に攻め入ってきた。筒井勢は窮地に陥り、あるじ順慶のいる筒井城も孤立してしまう。そんななかにあって、左近は松永勢を追い出すべく、ひとり気を吐くのだが……。

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著者は2015年2月、病気のため58歳で急逝。そのため本作が絶筆となってしまった。
「未完ではあるが、読み応えは十分。これぞ作家・火坂雅志の真骨頂」
そう言う本である。   著者も悔いが残るだろう………
関ヶ原前の左近の家康襲撃までが描かれる!

「司馬遼太郎 関ヶ原」の冒頭で、左近が奈良に行く場面がある。
秀吉の死ぬ時期を病状から判断しに、岳父に聞きに行く場面がある。
この小説では、医師の娘を妻としている。
何かおかしかった………

松永弾正が筒井家を攻めて来る。
筒井家の為に左近は尽くす。   松倉右近と共に………
勢いと言う物がある。   筒井家には無かったんだろう………
柳生が登場する。 果心居士は登場しない………

畿内の大和と言うのが辛い。
松永弾正、三好三人衆、筒井順慶らが複雑に絡み合う!
今井宗久が影で暗躍する??
その中で筒井家に忠誠を尽くす。

松永弾正はたびたび信長に反抗する。
信玄西上に信長にそむく!  左近は信長の運にかける??
順慶はそれなりに用いられる………

明智光秀が信場を殺す。  洞ヶ峠の順慶である。
秀吉、光秀どちらに味方するか???
秀吉の使者がいる。  なんと三成である。
この出会いが後に仕える事になるのか??

光秀に味方しなければ何もしなくても良い!
良い条件である!!   これに筒井はのる………

左近は筒井家を去る。 養子と上手く行かない。
秀長に仕える。
北条攻めで三成は忍城を水攻めにする。
が失敗する。
これを藤堂高虎から説明される。
「三成は堤を造る手間賃を惜しんだ!」
才子ばった男だと思われる。
北条攻めが済むと秀長が亡くなる。
秀保が当主になるが、縁も薄く離れる。
藤堂高虎が止めに来る。 
又も浪々の身になる。

舞兵庫に出会う。
ここで三成が仕官を勧めに来る。
左近は関白秀吉の許可を貰ってと言うのが気に入らない。
断るが、三成自身が会いに来る。
すでに三成は家康が敵になると思っている。
憎しみがこもっている!
初め5万石と言われる。 結局仕官することになる。
これが関ヶ原へつながる!
島左近、蒲生郷舎、舞兵庫とそろう事になる。

朝鮮侵攻がある。
藤堂高虎が水軍で出陣している。  左近に会いに来る。
ここで家康に付くように勧められる。  嫌な奴である!!
この辺りの流れは変わらない!
秀吉が老いている。  三成は手を打つ!  上杉を会津に移す!
これは実際に家康の会津征伐となって生きる!

秀吉が亡くなり家康が策謀する。
手先は藤堂高虎、今井宗久らがいる。
著者は藤堂高虎の長編も書いている。「虎の城」である。
が司馬遼太郎で藤堂高虎のイメージは出来上がっている!
変更は無理である………

未完で終わっている。
左近の家康襲撃が描かれる。
速い展開である。
この調子で関ヶ原まで描いていないのは、著者も悔いが残るだろう………
珍しく藤堂高虎が出てきている! 嫌な感じである!!!

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