« 本・米海軍から見た太平洋戦争情報戦 ーハワイ無線暗号解読機関長と太平洋艦隊情報参謀の活躍(2016/9)・谷光 太郎 | トップページ | ザ・プレミアム 知られざる古代文明▽マヤ・密林に隠されたピラミッドと謎の石舞台 »

2016年12月11日 (日)

映画・海賊と呼ばれた男

原作は「ただのはげのおっさん?」と自分で言っている、百田尚樹の歴史経済小説。
出光興産創業者の出光佐三をモデルとした主人公・国岡鐡造の一生と、
出光興産をモデルにした国岡商店が大企業にまで成長する過程のドラマである。

Photo_7

百田尚樹X岡田准一X山崎貴の、「永遠の0」の再集結である。
もっとも百田尚樹は、今は問題が多い??

夜間B29 に要撃に双発戦闘機が出撃している!

おそらく、夜間戦闘機月光であろう………

2機撃墜される!!

国岡商店が大きくなる過程で、クライマックスは戦後のイランからの石油輸入である。
その内容は下記の通りである!!
大英帝国の影響下にあったイランは、第二次世界大戦後独立。
石油資源はイギリス資本の元にあり、搾取されていた。イランは1951年に石油の国有化を宣言。
反発したイギリスは、中東に軍艦を派遣し、石油買付に来たタンカーの撃沈を国際社会に表明する。

日本は第二次世界大戦後、独自のルートで石油を自由に輸入することが困難だった。
出光佐三は、イランに対する経済制裁に国際法上の正当性は無いと判断。
極秘裏に日章丸を派遣することを決意。
イギリスとの衝突を恐れる日本政府との対立も憂慮し、極秘にモハンマド・モサッデク首相などイラン側要人と会談を行う。
4月10日イランに到着。この時点で、世界中のマスメディアに報道され、国際的な事件として認知された。
日本においても、武装を持たない一民間企業が、当時世界第二の海軍力を誇っていたイギリス海軍に「喧嘩を売った事件」として報道され、連日日本では新聞の一面記事で報道された。
イギリスによる石油独占を快く思っていなかったアメリカ合衆国の黙認もあり、行政処分などは見送られた。
裁判でも出光側の正当性が認められ、これが世界的に石油の自由な貿易が始まる嚆矢となった。
イラン産石油の輸入は、この事件が石油メジャーの結束強化を招いたこともあり、1956年に終了する。

ドラマは、この事件がクライマックスである!
個人企業の時代がある。
石油を売ろうとするが売れない。
賄賂を要求されるが断る!
官僚にも良く思われない!
その中で活路を見出す!
灯油、軽油………
どちらでもエンジンは動く。
漁船に油を売る。それも海に船で売りに行く!
艪で漕いで行く!  売れる!!
船が1隻から2隻、3隻となり、エンジンで動く船になる!
ここらは見ていて面白い!

Photo_3

石油の隙間を狙っているが、官僚と同業者の圧力がある!
その中をくぐっている!
戦前の満州に油を売りに行っている。
どんな油が欲しいか探りに行く!
寒いところである!
小林隆が演じる人のよさそうな技術者がいる。
必要な油を教えてくれる! 凍らない石油??
がメジャーにしてやられる!

太平洋戦争時、南方の石油会社を引き受ける。
陸軍から依頼を受けている。 官僚に同業者を出し抜いた形になる!!
そうして終戦になる!
ここで油を売ることを、因縁の鳥川卓巳に拒否される!
国岡は社員を解雇しない。 戦争終結により帰還した社員も引き受ける。
ラジオの修理を行う。 通信の海軍大佐が修理をやろうとする!
融資を求めるが断られる。 そんなんだから戦争に負けた!!
気の毒である! 国岡にはっぱをかけられて熱く交渉する!!

Photo_5

日本は石油の輸入をGHQに拒否される。 全国にある海軍のタンクの底にある石油を取りだせと!!
因縁の鳥川卓巳は、国岡にやらせようとする!
ズル賢いが、国岡は受ける!
GHQの通訳がいる。
武知甲太郎! 元中野学校の教師である。この経歴は面白い!!
この通訳は国岡商店に入る。 非常に役に立っていたと思う!

Photo_4

鳥川卓巳は嫌なことだけやらして国岡を排除しようとする!
GHQは国岡を外すことにクレーームを付ける。
GHQは、ドラマで実際に国岡商店の社員が石油をタンクの底から取り出しているのを見ている。
状況を通訳から聞いて理解している!

因縁の鳥川卓巳は最後まで国岡を憎む!
徹底的に圧力をかける! そして何も援助しない!
このモデルは国内最大手の石油会社「日邦石油」(モデルは日本石油)社長のようだ。
国策企業である石油配給統制会社の社長として石油流通を統制し、国岡商店を潰しにかかる。
実際に日本石油なんだろう………
こう言う映画が上映されると、日本石油の社員はどう思うのだろうか???
今は社名は変わっているようだが………

メジャーとの戦争(?)になる。
日本の各社はメジャーの参加に入るが、国岡は入らない。民族系である。
その為石油を売って貰えなくなる!!
その打開策がイランからの石油輸入である。
ドラマはたんたんと流している………
もっとここは国際的な話も欲しかったが………
タンカーの船長は行けと言われれば何処にでもいく! 元軍人のようだ………
実際にイランでは歓迎されたようだ。
日本にタンカーが帰って来た時も、日本にいたイラン人も出迎えたようだ!

最初の妻には出て行かれる!

Photo_6

一代の風雲児である!
面白い映画でした!!

« 本・米海軍から見た太平洋戦争情報戦 ーハワイ無線暗号解読機関長と太平洋艦隊情報参謀の活躍(2016/9)・谷光 太郎 | トップページ | ザ・プレミアム 知られざる古代文明▽マヤ・密林に隠されたピラミッドと謎の石舞台 »

映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 映画・海賊と呼ばれた男:

« 本・米海軍から見た太平洋戦争情報戦 ーハワイ無線暗号解読機関長と太平洋艦隊情報参謀の活躍(2016/9)・谷光 太郎 | トップページ | ザ・プレミアム 知られざる古代文明▽マヤ・密林に隠されたピラミッドと謎の石舞台 »

2019年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
フォト
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

カテゴリー

無料ブログはココログ