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2017年1月14日 (土)

本・大国の掟―「歴史×地理」で解きほぐす②ロシア・中東・中国(2016/11)・佐藤 優

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第三章    ロシアを動かす掟
ユーラシア主義がある。 プーチンは地政学を重視する。
ロシアは、ヨーロッパともアジアともアメリカとも違う論理と発展理論を持っている。
口を出すなと言う事のようだ………
中央アジアで、ユーラシア経済連合(EEU)がある。
ロシア、ベラルーシ、カザフスタン、アルメニア、キリギスと加盟している。
何か、ロシアの生存権を感じるが………
スターリンも中央アジアに国境を人為的に引いた。
中央アジアの支配の方法がある。
かなりあくどい事をしていると感じる。イスラム教共産主義???

ソ連、ロシアは国境に緩衝地帯を設ける。
かっての東欧である。 東欧の国もソ連邦に編入しても良かったようだが、あえてそうはしなかった!
中央アジア、モンゴルも中国との緩衝地帯になっている。
が中央アジアはおかしくなっている。
東欧を抑えなければならない。
ロシアとドイツに抑えさせては行けない!
ソ連が崩壊して東欧が中央になり、NATOに加盟している。
緩衝地帯がウクライナとベラルーシになった。
余計にロシアの危機を煽っている???
グルジア、ウクライナ、クルミアはロシアにとっての緩衝地帯である。
地政学的対立と言う!
プーチン大統領が日本に来るが、北方領土については、
「ユーラシア主義」「緩衝地帯」「面の国境」 の考えが役に立つと言う!!

第四章    中東を動かす掟
「人権」の反意語は??
「神権」と言う!! 神が決めたことが全てであり、人間が自己統治することは無い。
アラブの春の後で民主的な選挙が行われた。
民衆は「ムスリム同胞団」を選んでいる。
アラブの春ならぬ冬になる!
中東は人為的に国境線が造られた………  サイクス・ピコ協定である。
ここ100年ぐらいで国境が決められている。 それまでは自由に行き来していた!
民族形成に失敗している。 政治システムはほとんど独裁的である??
ISの建前はサウジアラビアと同じと言う。 スンナ派のワッハーブ派と言う!
一つの法律を一つの国家、カリフ国家が支配して、カリフ皇帝が支配する独裁制である!
ISはシーア派を倒す!!

サウジとイランは敵対している。
サウジはアメリカを用心棒として雇っている。 本来外国の軍隊を入れないのだが、そう言う理由で駐留している。
サウジもエエ加減である! ウイスキーは飲む。 ワインはダメであるがウイスキーは構わない!
国会も無い。選挙も無い。 イエメン人とかパキスタン人に穢い仕事をさせる!

イラン(?)でも選挙があり政権が交代する。
シリアの空白にイランが入るのは困るのは、ロシアとサウジ!
と言うよりアメリカもみんな困る!
ロシアは兵の死傷を恐れないと言う!
著者が絶えず言っている第3次世界大戦は、サウジVSイエメンで始まる。
イエメンでの代理戦争である。
イランが核を持てば中東に核の拡散が起こる!
トルコの中途半端なクーデターが失敗した!

ロシアはクーデター後もトルコを支持している。
下手にISや軍国主義者、クルド人により内乱が起こり中東が不安定になることを恐れた!
著者は、サイクス・ピコ協定以前の世界に戻っている。
国境なき世界である!!  オスマン・トルコにペルシャ帝国の復活である!

第五章    中国を動かす掟
中国経済にブレーキがかかっている。
過剰な生産力がある。それを海と陸からユーラシア大陸の東西を結び巨大なフロンティアを生み出す。
「一帯一路」
ランドパワーとシーパワーを同時に展開する。
海洋国家同士は衝突する!

日本VSアメリカがある。 過去にはスペイン、オランダ、イギリスが衝突している。
領海の説明がある。 昔は3海里だった。 これは軍艦の大砲が届かない距離と教えられた。
今は200海里である。
っこで島の定義が問題になる!
沖ノ鳥島がある。 別の本だが、著者はこれを写真で見せて疑問を呈している??
孀婦岩があるが岩である。
これを見せられると、中国に「日本は言う資格がない!」と言われても仕方がない。
南沙諸島を埋め立てがある。
大国は無理を言う。 「必要は法律を知らない?」
中国が海洋戦略を取りだしてから、日本と衝突している!
現状では、進んでいない。
①    中国海軍の力不足。 ポンコツの空母を持っても仕方がない。 艦載機の開発が出来ていない!
②    海洋戦略の基本違反している。
③    中央アジア、新疆ウイグルへのイスラムの浸透!
著者は絶えず「第2イスラム国」が中央アジアに出来たらと警告している!
ここで地理がある。
海と川は人間を接近させる。
山脈は人間を分離させる。

「第2イスラム国」の誕生が危惧されているフェルガナ盆地がある。

中国の膨張は、大東亜戦争の日本と類似性ウズベキスタン、キルギス、タジキスタンの国境が入り組んでいる。
山と言う事の重要性を言う!!
「第2イスラム国」の誕生が中国の海洋戦略に影響を与える。
下手すれば海洋戦略どころでなくなる??
がある??
少数民族に対する対策がある。
アメとムチ??  北風と太陽??
どちらにしても今の中国の少数民族への対策は弾圧のようだ!!
「一帯一路」も日本の大東亜共栄圏構想と重なるところがある。
「陸」と『海』の二兎を追っている!
最後に宮家邦彦の、将来の中国のシナリオがある。
えらく評価している!!

終 章 「歴史×地理」で考える日本の課題
鎖国時代の4つの窓口。
長崎―オランダ
松前―ロシア
対馬―朝鮮半島
琉球―明・清
オランダはカトリックと違い、宣教しようと言う考えが希薄であったと言う。
ロシアは日本の国情を考えて、ゆっくりと交渉しようとした。正教である。
アメリカと良い時期に国交を開いたと言う!

明治から現在まで地政学的リスクから逃れていた例外的な時期だったようだ!
トランプ大統領になり、孤立主義を強める中で、中国、朝鮮半島、ロシアとの関係を考えなければならない!
その為には各国の考え方を理解する必要がある!
その為の参考書になるのだろうと思う!!

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