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2017年1月27日 (金)

本・現代の地政学⑤二一世紀の地政学的展望(2016/7)・佐藤優

本・現代の地政学⑤二一世紀の地政学的展望(2016/7)・佐藤優

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第五講 二一世紀の地政学的展望
著者の批判がある!!
元々批判は恐れない人である。 外務省関係でも実名が飛び交っている!
「舟橋洋一 21世紀 地政学入門」がある。
もともと地政学は難しい! 昔「悪の論理」を読んだ。 さっぱりわからなかった??
満州を制するものは北東アジアを制する。
タイを制するものは東南アジアを制する。 それは覚えている。 それだけだが………
これからこう言う本が溢れるだろう………
『山』がポイントになる。
山の周辺地帯を巨大な帝国が支配して、みずからの影響下に入れる事は難しい!
アフガニスタンはほとんど山である。
イラクも一部が山である。
チェチェンも山である。
新疆ウイグルも山である。
スイスも山だから金融で永世中立国に成る。
イランも山である。
高さを押さえる事が、地政学を勉強する時の基本になる。
地政学は、地理、宗教、人種も含まれる。
と言う事で、中東である!!
「神は細部に宿り給う」と言う中世の格言がある。
同時に、「悪魔は細部に宿り給う」である。
何か大きなことが起きる前に、すごく小さな事が原因となる。
例として、第一次世界大戦のサラエボの皇太子暗殺!
チェチェン紛争!!(本当かと思う話である?)
チェニジアの焼身自殺。ジャスミン革命の元になった??
何処にでもある情景が、スマートフォンで映像が流れた。
インターネットは字が読めなければならないが、映像は誰でも頭に入る。

各地で政権が倒れた。 モロッコは壊れなかった。
同じ地政学的状況なのに、倒れる政権、崩れない政権がある。
シリア、イラン、リビア、イエメンも山はある。
リビアのカダフィも倒れた。 エジプトは持つと思われたがやはり倒れた。
中東は、ユーラシアとサハラ以南の砂漠地帯のハートランドを繋ぐ地域で、
人の流れもあり混乱が起きやすい。
地政学の、政の部分、政治民族の要素がある。
国旗・国歌が制定されても民族は制定されない。
強制的に国が造られる。 ソ連邦もユーゴも崩壊した。
今やユーゴスラビア人の概念はあるのか??
イラン・シリアは民族と言う意識がほとんどない!
サダム・フセインの時代はイラク人と言う概念があった?
民族を形成する上で重要なのは養育と言う。
民族語で教科書を作り、○○人と言う意識を持たせなければならない。
中東をヨーロッパ的概念、日本の概念で理解してはダメのようだ!
著者はロシア語の教育をイギリスで受けている。
語学の才能なんて誰でもあるわけではないと! 向き不向きがある!!
無理に語学教育をするならその時間を他に使った方が良い!
著者はそう言う点で、イスラエルを評価している。
徹底的にヘブライ語で教育している。 英語で教育したほうが便利なようだが、それはやらないようだ! 日本も徹底的に日本語で教育すればよい!
日本語の情報伝達をおろそかにすることは、かえって社会の弱体化になる!
と言うのが著者の意見である。メチャメチャ信憑性がある!!

中東の混乱である。
敵に敵は味方ではない?
複雑である! 
シリア問題でも、イスラム国とイランは敵対している。スンナ派とシーア派である。
サウジは同じスンナ派である。 が、イスラム国はサウジの王制を倒そうとしている。
イランよりはイスラム国の方がましと思っているのは、サウジ・カタール・トルコ。
イランはイエメンのシーア派組織、フーシー派を援助している。
著者は常々言っているが、サウジとイランの後ろ盾があるイエメンの代理戦争は始まる。
イスラエルはアサド政権の方が分かっている。
ロシア、イラン、イスラエルはアサド政権を支持している??
単に自分に都合が良いからか………
金次第でどちらにでも付くスーダン!
サウジとイランの国交断絶時に、スーダンもイランと断絶した。
相当金を貰っている??
イラン・サウジ・トルコとややこしそうである!!
中東の国は金を持っている??

日本がテロの対象になるか??
なると!! 中国・ブラジル・アルゼンチン………
日本では新幹線が危ないようだ!
ヨーロッパは、テロリストは現場でほとんど殺す! 死刑制度が無いからである。
余計な金をかけたくない! 

サウジは現在石油を減産せずに価格について主導権を保とうとしている。
アメリカのシェールガス阻止と、イスラム国に石油収入を与えない。
イランが核を持てばサウジにパキスタンから核が動き、いくつかの玉突きがある。
その結果、議論は避けているが韓国が核を持つ!!
東アジアの地政学的状況が変わる!!

カトリックとロシア正教の和解がキューバで行われた。
この説明が面白い。
山口組と、神戸山口組に例えている。 キューバで行われた理由もある。
メチャメチャ分かり易い!!
手打ちの理由は、対イスラム十字軍を造るためと言う!

日本の地政学的要因で見る必要があるのは、創価学会と沖縄と言う!
沖縄は中国との距離の近さが問題のようだ。
創価学会は世界宗教になりうると!!
人種・宗教の概念と、科学技術の進歩や民族などの概念を一定程度分けて、相互に動的な分析をするのが地政学の要と言う!

日本語については、藤原正彦の意見がある。
もっと古典と言うか、日本の事の本を読むべきだと!!
内容の無い頭で英語を流暢に喋っても、バカにされるだけだと!
そう言う事を思い出しました!

講演の記録であるが、相変わらず面白い!
中東についての知識は、ほとんど著者に山内昌之、宮家邦彦の本から得ている。
又読んで行きたい!!

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