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2017年2月23日 (木)

本・戦争学(1998/12)・松村 劭

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冷戦は終わったものの、朝鮮半島の情勢を見ても分かるように、戦争の危機はすぐそこにある。在日米軍との共同作戦計画にも携わった自衛隊・元作戦幕僚の著者が、古代から核戦力の時代までの戦史をたどり、ジンギス・カーンやナポレオンなどの戦い方を始め様々な戦闘を検証して、戦争のメカニズムを明快に説いた、類書のない画期的な戦略戦術教本。
本を片付けているのか、読んでいるのか分からない。
懐かしいと思ったら読んでいる。
奥さんに叱られる………
初めて読んだ著者の本である。
大変面白い!
日本の平和ボケがある。
「昔は金儲けの為に戦争したが、今はそんな時代ではない」
昔から戦争程儲からない商売は無い。
戦争の備えをしなければもっと儲からない!!
戦場において勝利を獲得する要素
一、 優れた戦闘教義
二、 良質な軍事力と量
三、 巧妙な戦略と戦術
四、 強力な指揮官の統率力
戦闘教義の開発には戦史の研究が必要と言う。
現在の日本では??
歴史上の名将、戦いが記述されている。
マケドニアのファランクス
アレキサンダー大王
ペルシャVSギリシャ
ローマVSハンニバル
ローマ帝国の戦い!
カンネの会戦がある。
ハンニバルの天才がある。
が政治家の嫉妬、争いにより援助が貰えない!
最後はローマに負け、自殺する!!
著者の本では必ずと言っていいほど登場する軍人がいる。
軍人の鏡と言う!
ベリサリウス!!
東ローマ帝国のユスチニアヌス皇帝の将軍である。
必ずしも優遇されたわけでは無く、嫉妬心から干された事もあるが忠実に仕えた。
大軍を持って敵を圧倒する戦力は与えられていない!
一、 脅威を受けている戦場にたらわれず、敵が困惑するような戦場を造りだして、
主導権を握った。
二、 中央歩兵を防御に、両翼騎兵を攻撃に使用するビザンチン軍の戦闘教義を最大限に利用した。
三、 敵に弱点を掲示し、攻撃させて失敗させ、好機に乗じて攻撃に転じるという「攻勢防御」戦術を得意とした。
敵の利点で戦うな!自分のペースに巻き込む!
ジンギス・カーンは天才なのか?
「戦場向きの武将」と「平時向きの武将」がいる。
政治家と軍人の両方兼ね備えた人間はいない。
いるだろうがほんのわずかであると思う。
この現実を見極めて人事を行っている。
モンゴルは騎兵の集団であり、機動力がある。
予備の馬を連れて行っている。映画等ではそう言う場面は見ないが………
馬は雌馬を使う。必要に応じて馬乳を飲めるようにしている。
「NHKスペシャル 大モンゴル」では、保存した肉を持って行っている。
この作り方を見ていても上手いものとは思えないが………
この量で何日の遠征か分かったようだ。
ジンギス・カーンの死はヨーロッパを救った??
そのまま攻撃していればどうなっていたのか??
弓の記述がある。
やはり飛び道具である。
クロスボウ、長弓、モンゴル式弓………
威力のあるものが欲しい!
モンゴルは軽騎兵に弓を持たせる。
弓矢を避けるために重厚な鎧を身につける。馬にも付ける。
その為動きが鈍くなる!
無事な騎兵は針ネズミのようになっている。
イングランド長弓部隊がある。
圧倒的威力を発揮した。
この話は、アイザックアシモフのエッセイで読んだことがある。
騎兵の使い方に制限が出来た。
歩兵が主役に返り咲く!
スペイン方陣が登場する。
歩兵と小銃が主役になる。
「スウェーデン、グスタス・アドルフ」が30年戦争に参戦する。
職業軍人による常備軍を創設し、砲兵を創設した。
歩兵・騎兵・砲兵の三兵戦術である。
「砲兵が耕し、歩兵が前進する!」
海洋覇権を争う。
ペルシャVSギリシャ。
カルタゴVSローマ。
ヴァイキング。
明の鄭和。船の大きさが違ったようだ。大陸の国である。
内に籠ったのか??
オスマントルコ、スペイン、イングランド………
ガレー船から帆船になる。
昔は兵が船から船に切り込む!
大砲を積むようになる。
海洋に行く水夫の食事がある。
テレビで長期の航海の食糧について放送していた。
食べれたものではない!
実際そうだったようだ。
寿命も短いようだ………
「ラム酒・男色・鞭打ち」
スペインも同じような物なんだろう………
ナポレオンが登場する。
その前がフリードリッヒ大王か?
戦争論で、クラウゼビッツとジェニミの名前が出て来る。
ジェニミは日本では知られていないようだ。世界では研究されているが、日本では顧みられていないようだ!
「渡部昇一 ドイツ参謀本部」にその名前が出て来るので知っている。
総力戦の始まりである。
南北戦争、第1次世界大戦、第2次世界大戦、冷戦下より現在に至る。
朝鮮戦争、ベトナム戦争、中東の戦争………
戦いの原則
第一 目標の原則:明確な目標を確立し、徹頭徹尾追及せよ
第二 主導の原則:主導は機先を制する事によって得られる。攻撃は主導権を握る最良の
方法である。
第三 機動の原則:敵の作戦計画を破壊するように起動せよ。
第四 奇襲の原則:奇襲はリスクを伴う。奇襲の効果は最後まで利用する。奇襲の要素の
無い作戦計画は、敗北の計画である。
第五 警戒の法則:警戒は察知すること、対応する事のから成り立つ。
第六 集中の原則:緊要な時期と場所に相手を凌ぐ戦闘力を集中する。
第七 節約の原則:余分な兵力は無い。恐怖と欲張りは無駄を造る。
第八 統一の原則:一人の指揮官に指揮を委せよ。
第九 簡明の原則:明確であること。明快・奇抜・大胆・新鮮であること。
日本では世界の常識が通用しない。
そう言う教育をするだけで問題になる!
名将を育成しようとして、歴史上の名将を列挙し言動を紹介しても教育にならない。
アレキサンダー大王は父フィリップ二世から後継者としては見捨てられる寸前だった。
その父はテーベの名将エパミノンダスで3年間戦術を学んだ。
アレキサンダー大王は父フィリップ二世から学んだのは5年を超えない。
フレデリック大王も父から見捨てられる寸前だった。
ローマの名将コルブロは女たらしだった。
パットンはルール違反の常習犯だった。
ハンニバルは父から学んだのも3年。
シーザーも名将シラーから学んだ時間は短い。
ナポレオンやチンギスハーンに師匠がいたとは思えない。
著者の一番評価の高いベリサリウスにも師匠がいたとは思えない!
「司馬遼太郎 坂の上の雲」で秋山好古がフランスで言われる。
軍事、将軍の才能なんてめったに出ない。と言うより分からない!
が国は一定の軍人を持たなければならない。
その為に教育するが、いざと言う時に役に立つかどうかわからない??
そう言う将軍は天才には勝てない!!
教育方法が問題になる??
軍の戦略爆撃機は不要になる??
そんな効果があったのかも分からない。
それまでにミサイル、核兵器の時代になっている。
そう言うが記述されている。
又著者の本は読み直したい!
まずは続編からである!

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