« 高野山真言宗 四恩寺 金剛福寺  王子公園 | トップページ | 本・「もしも…」の日本戦国史・高野 澄 »

2017年3月22日 (水)

本・ゼーランジャ城の侍(1993/12)・新宮正春

Photo

寛文元年、日本は鎖国状態にあった。海のむこう、台湾ではゼーランジャ城を巡る攻防戦が激化していた。その前線で傭兵として敵、味方にわかれ白刃を交わす日本人武士団は、切支丹がゆえに帰国の望みもなく剣技だけが頼りであった。だが、徳川幕閣の密命をおびた一人の刺客が中にいる事が明らかとなった時…。歴史から葬られ、異国で血煙を浴び望郷の念をみずから斬り捨てた傭兵武士の壮絶な戦い。


発行された特に読んでいる。伝奇小説である!
いつもの如く、ブックオフで探し出してきた。
こう言うのは、あれば買う!今は108円である。
今日、時間があるので読み返した。
新宮ワールドである。
おなじみのメンバーが登場する。
陳元贇の名前が出て来る。 柳生十兵衛を殺した???
明・清の戦いがある。
多分明でも清でも世の中は変わらないと思うが………
鄭成功は今一歩で勝利を逃す。
その後、拠点を台湾に求める。
台湾にはオランダ人がいる。
オランダか?  鄭成功か?
どちらが勝つにしても日本に影響がある。
鄭成功からは日本に援軍の要請がある。
そういう中での日本人傭兵の物語である。
傭兵になった理由も色々ある。
加藤清正の家臣。高山右近の関係者・・・・・・・
幕閣の要人がこの対応に追われる。
いろんな名前が出て来るが、太田道灌の子孫が出て来る。
著者の作品の特徴で、知らないような名前が沢山出て来る。
著者の特徴であるが、剣に詳しい。
柳生新陰流、直神陰流と剣の達人が出て来る。
そして忍びの者と言うか、特殊技能の持ち主も登場する。
これらの技の説明が詳しいと言うか、独特の物がある。
武器にも独特の解釈・解説がある………
これが楽しい!
これらが複雑に絡んでくる。
オランダ、鄭成功の両方に日本人傭兵がいる。 特徴ある曲者がいる。
この戦いは鄭成功がカギである。
鄭成功が死ねばバラバラになる。 と言う事で刺客が放たれる。
これが日本人傭兵である。  刺客も、守る方も日本人傭兵である。
徳川幕閣から刺客が派遣されている?  誰なのか?
当然こういう場合は、柳生流である。
時代が時代なので仕方がないが。こういう物語は柳生十兵衛の登場が欲しい!
面白い伝奇小説でした!!

« 高野山真言宗 四恩寺 金剛福寺  王子公園 | トップページ | 本・「もしも…」の日本戦国史・高野 澄 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

戦国武将(武将)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 本・ゼーランジャ城の侍(1993/12)・新宮正春:

« 高野山真言宗 四恩寺 金剛福寺  王子公園 | トップページ | 本・「もしも…」の日本戦国史・高野 澄 »

2019年7月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
フォト
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

カテゴリー

無料ブログはココログ