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2017年5月 9日 (火)

本・石原莞爾―「満洲国」建国を演出した陸軍参謀(2002/5)楠木 誠一郎

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「世界最終戦」論、「東亜連盟」構想など独自の理論を展開し、満洲国建国のシナリオを描いた関東軍参謀・石原莞爾。建国後、不拡大を唱える彼は、強硬派の東条英機と対立。民族協和、王道楽土をめざした満洲国も石原の理想からは隔絶の状況となり、やがて彼自身予備役となって第一線を退いた。毒舌家で型破りな天才的軍人・石原中将の波乱の生涯を、満洲事変を中心に描く力作。
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石原莞爾の持論である、世界最終戦争がある。 石原の満洲国建国の目的がある。
西欧文明の中心は米国に移り、日本は東洋文明の中心となって、日米間で殲滅戦争が行われるであろう。
満蒙に独立国家を建設し、満蒙を 『五族協和』 『王道楽土』 の地にすることは、東亜の民族が一丸となりこの世界最終戦争に備える。
もっとも戦後、その考えは間違っていたと反省していたようだ!!
天才である!! 人の考えつかない事を考える。
天才ぶりはよく聞く話である。
飛行機から機銃を撃つ。
無着陸の飛行機が出来る。
そう言う発想力がある??
ドイツに留学しているが、そこで何を見たのかは本人しか分からない!
作戦にしても実行力がある。
優柔不断の上官がいるが、独断専行を行う。
自分に跳ね返って来ているが………
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この本は、満州での活躍(?)が詳細に記述されている。
こう言う内容についての記述がある本は、知っている限りあまり知らない………
東条英機と対立する!!
石原莞爾の理解者はいるが、敵が多すぎるのではないか??
天才と言うものは、上司でも無能なら馬鹿にしか見えない!
面と向かって平気でののしるようだ。
事を成すのには、味方がいる!!
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石原は東條英機を嫌っていたが、真崎甚三郎、荒木貞夫毛嫌いしていた。
好んで敵を作っている!!
馬鹿を上手く使えないようだ………
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この満州での石原莞爾の動きは、メチャメチャではないかと思ってしまう。
目的の為には手段を選ばない!!
満蒙を『五族協和』『王道楽土』の地にすると言っても、やはり見下している!
日本が主役と言う考えである!!
そもそも日本がアジアの盟主になると言う考えが間違っていた??
国力を増さなければならない話は重要であるが、それが満蒙と言う考えはどうなのか??
満蒙の資源と言うが、生存圏になるのだろうが、帝国主義丸出しである??
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最後に終戦後の、山形県酒田の出張法廷に出廷した話がある。
この時期車なんかないので、病床でありながら酒田出張法廷に出廷するため、リヤカーに乗って出かけた。
リヤカーを引いていた一人が大山倍達だといわれている。 思わぬ名前である!!
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石原莞爾の戦略眼、戦術眼は卓越しているが、過大評価されていると思うが………
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