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2017年7月12日 (水)

本・歴史の想像力(2001/10)・山内 昌之

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歴史的転換期にある現代日本.いま私たちに最も必要なことは,20世紀に大きな影響を与えた人物と事件を率直に眺めなおすことである.2つの大戦の惨禍,ソ連「帝国」の終焉等々,国家・民族・宗教が複雑に交錯する世界に,鎖国を解いた国際舞台に躍り出た日本の経験は何をもたらしたか.練達の歴史家によるエッセイ集.
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歴史エッセイである。 著者の博学が、良く表れている。
内容は下記の通りである。
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はじめに
1 歴史・文学論
2 人物論
3 史論
4 民族関係
5 現在史論
あとがき
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著者は買った本に年月と、本屋を記述しているようだ。
著者は、佐藤優が逮捕された時に、証言を覆す人が多い中、変えなかった人である。
喋り方に独特なものがある。
専門以外によくこれだけの本を読んでいると感心する。
佐藤優もだがてんてんてn
原書でも読んでいるはずである!!
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1 歴史・文学論
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知らなかった話も多い。 ほとんど知らない!
岩倉使節団のこまめさ!!
「吉村昭 ニコライ遭難」
明治天皇の対応が見事だと!
日露開戦にもなりかねない事件であったが………
話は飛んで、陸奥の話になる。坂上苅田麻呂、田村麻呂の父が登場する。
博学さがにじみ出ているが、読む方は楽しいが、少し疲れる??
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2 人物論は面白い!
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主に中東の人物が記述されている。
ロレンス、ナセル、アラファート、ペギン等は知っているが、知らないトルコ関係の人物像も多い!
特にあまり信用出来るとは思えない、アラファートの話は面白い!
果たしてそれほどの人物だったのか??
著者の大好きな、保科正之も登場する。 中村彰彦もである。
武田信繁、羽柴秀長らとともに、補佐役に徹したようだ………
将軍職を継承する資格はある??
坂東俘虜収容所の話がある。
これは有名である。
ドイツ兵の捕虜がその処遇を褒めた??
実際に第2次世界大戦で、ソ連の捕虜になっているので、説得力がある!
陸軍大佐松江豊寿は功を誇らなかった………
同じ時期に、真崎甚三郎が久留米俘虜収容所長だった。
知と徳が欠如していると!
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3 史論
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歴史と文学には大きな共通点がある。
歴史が学として成立する上で重要なのは、想像力と構想力であろう!
良く分からい………
「西木正明 梟の朝」を紹介している。
探してみて読んでみたい!! 面白そうである。
歴史と小説を超越している本と言う。 文学とは言い難いが………
岩波講座・世界歴史、柳田國男、荻生徂徠、史記、司馬遼太郎等、よりどりみどりで登場する。
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4 民族関係論は悲惨である。
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名著とは、時間、空間とは無関係に、いつ読んでも感動を与える本である!!
中央アジアの話がある。
ウズベキスタンでは食用キノコが汚染されて食べた人間が入院した。
アラル海は干上がっている。
カザフスタンの「人間モルモット」で核実験後も残されて、40人中32人が死んだようだ!
アフガンとタジキスタンの内戦がある。
タジキスタンは帝国なのか?
腐敗もひどく、警官もかっては犯罪者のようだ??
援助も何に使っているのか分からない??
麻薬も扱っている!
「イスラーム原理主義」 ところ変われば解釈も違う!
一夫多妻制を認めているが、平等に愛せと言う!
これは出来ないと!  そうは言っても一夫多妻制である。
姦通罪の石打ち、窃盗団の手切断、国が違えば考え方も違う!
「イスラーム」を「イスラム原理主義」と等置するのは、
「キリスト教原理主義」で カトリック、プロテスタントの教理や運動を一括するのと同じくらい意味が無い??
白禍、黄禍、赤禍、緑禍とある。
日本は黄禍であるが、今の緑禍とは??
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5 現在史論
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著者は、色々な事を記述している。
「歴史の興味ある事実を述べる前に、その事実に達するまでの経路を述べねばならず、その事実の後始末も附け」ねばならぬ
歴史の二面制がある。 歴史の条件が変われば、人間の価値観も違う!
「現在の尺度で考えれないが、歴史を学ぶのは、過去の事実について、過去の人がどう考えていたかを学ぶ」
日露戦争の勝利がある。
遠い国では、トルコにインド等は、尊敬と共感に結びついた。
近い国では、中韓は、日本の進出に対する抵抗となった………
難しい本である。 例として出されている本はほとんど読んでいない!!
良い読者ではないようだ………
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歴史の想像力・山内昌之
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