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2017年8月18日 (金)

本・「大和」とは何か―巨大戦艦にみるソフト学 (1998/12 )・日下 公人・三野 正洋

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自動車、ロボット、半導体で勝ち、情報通信も猛追中だが、世界は次の「金融時代」を作りつつある。いつも最終列車の日本は、金融恐慌の真っ只中。
日本は仕上げでは勝つが、次のジャンプでまた負ける。戦艦「大和」は現代の日本か。
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大和は日本の魂なのか??
この本も一度読んでいる。 これだけ年月がっ経っているので、当時より知識はついている。
呉の大和ミュージアムにも行っている。
感動的なミュージアムであった。 スミ入れした設計図もあったし、光学機器もあった。
当時の技術を注ぎ込んでいるのが分かる。 模型とは言え苦労して造っている。
当時の大和は世界最強だったのか???
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内容は下記の通りである。
プロローグ
第一章 巨大戦艦の寂しき戦績
第二章 史上最大兵器の意図と現実
第三章 建造コンセプトの妥当性
第四章 技術を育てるソフト発想力
第五章 プロジェクト推進体制の点検
第六章 インフラの充実と応用
第七章 情勢を戦力化するセンス
第八章 システムの正しい運用方法
第九章 運命と評価に見る人間関係
第十章 人間関係における個性
第十一章  トップマネージメントに必要な条件
第十二章  巨大プロジェクトの遺産
第十三章  海洋国家日本の課題
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大和とは?? 夢とロマンの対象なのか??
日本人の造りだした最大の兵器。。
史上もっとも威力のある大砲を搭載した軍艦。
その反面、戦績は大した事は無い??
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著者の兵器比較で戦艦の事は知っている??
沖縄特攻の時に、史上最大にして最後の戦艦VS戦艦の戦いが起こる可能性はあった………
アメリカも戦艦部隊を出動させていた!
著者によれば、大和沈没、アメリカ戦艦1隻沈没、1隻大破と言う結果か???
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戦艦VS戦艦の戦いとしては、巡洋戦艦フッド轟沈の例がある。
ドイツ戦艦ビスマルクVSイギリス戦艦プリンス・オブ・ウエールズ、巡洋戦艦フッド。
北極海のドイツ戦艦シャルンホルストVSイギリス戦艦デューク・オブ・ヨーク
太平洋戦線の戦いは、ガタルカナルまでは軍艦同士の戦いがあった??
日本高速戦艦霧島VSアメリカ戦艦サウスダコダ、ワシントンの戦いがある。
霧島が沈んだ………
ドイツの戦艦は防御力に優れている。
フランス、イタリアの戦艦は、ほとんど活躍出来なかった? 特にイタリアは期待外れであった!!
航空機による攻撃で沈められている戦艦の方が多い??
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高い金を出して造るのだから、どう言う軍艦を造るのかを把握しなければならない!
アメリカの戦艦が仮想敵国である。
アメリカは太平洋と大西洋に艦隊がいる。 パナナ運河を通れる大きさを造る。 
ならばそれ以上のものを造ればよい。 主砲の口径も大きい方が良い??
と言う事で18インチ砲をのせた??  その為に船の幅が決まった。
大和は横に広い船と言う。 縦と横の比が260mに40mで6,5対1と言う。
他の戦艦は、10対1、12対1のようだ。
戦艦と巡洋戦艦がある。日本で言うと、巡洋戦艦は高速戦艦になる。
日本は戦艦は旧国名、巡洋戦艦・重巡は山の名前を付ける。空母は空を飛ぶものの名前を付ける。
信濃ははじめは大和級戦艦として、加賀は土佐級戦艦として、赤城は天城級巡洋戦艦として造らていた??
戦艦    ➡攻撃力➡防御力➡速度。
巡洋戦艦➡攻撃力➡速度  ➡防御力
要は防御力か速度のどちらを重視するのか??
高速機動艦隊になれば、空母等について行かなければならない。
大和、武蔵はついていけない。 
大和は6万8千トンで出力は15万馬力。アイオワは4万8千トンで21万馬力。
大和は他の戦艦に比べて速度が遅い!!
かの有名な平賀譲がいる。 我が強かったようだ…………
かってのそごうがある。 店舗数を増やして区画を多くする。 船と同じで一つぐらい悪くても全体に影響を与えない。
大和の区画ももっと多くしたかったようだが………
軍艦なんか造って直ぐに戦争にはならない。 訓練を含めて何年かかかる。
先を見通した計画、設計が必要である?? 戦争もフィリピンぐらいまでしか考えていないからそれなりの設計しかしていない!
軍艦なんて暑い。 冷房の温度は何度で考えるのか??
何処で戦うのか?? そう言う事を考えての設計がある。
著者がトイレの数を記述していた本がある。  将校用と兵用とは個数が違う??
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日本の戦艦は12隻。 大和、武蔵、長門、陸奥、伊勢、日向、山城、扶桑、
金剛、霧島、比叡、榛名とある。
陸奥は爆沈。伊勢、日向は航空戦艦に改造、結局高速戦艦4隻が活躍したのではないか??
次の大戦がどう言う展開になるか、予想出来ていない??
空母まで造っているのに、航空戦力が主流になるとは予想出来なかった??
ドイツとイギリスの戦争で航空兵力が主流になっている。
山本五十六に影響を与えた、イタリアの戦艦は、イギリスのよたよたの複葉機の攻撃で沈んだ??
用兵家が、的確な判断が出来ていない!!
そういう事から大和の設計は行われた。 敵の砲弾が届く位置よりも遠くから砲撃する。
アウトレンジである。 が着弾までに時間がかかる。 回避出来る???
ソロモンの軍艦同士の海戦も叩き合いに近い! 近距離で撃ち合う!!
魚雷は長距離だが日本の魚雷は一発屋である! 撃ちっ放しである??
アメリカは戦艦を酷使した。
艦砲射撃に、対空砲火の為に、空母に張り付かせる!
日本は大和、武蔵はほとんど活躍していない。
レイテ沖海戦で、大和の砲撃が護衛空母に当たった??
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黒島亀人に関しての記述がある。
天才???  ミッドウエー海戦がある。
この作戦は、アリューシャンとミッドウエーの2面作戦である。
アリューシャン空襲から始まる。 アメリカが迷う事を願っている??
その為に空母を分散している?? 集中すべきだったと!!
真珠湾攻撃も余計だったと言うのはいかがなものなのか??
後からは何とでも言えるが………
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黒島亀人は戦後、「宇垣纒の戦藻録」 を借り出して列車に忘れたと言う。
何ページか抜けている?? 都合の悪い個所があった部分と言う。
軍事機密と変わらない情報を、そんな扱いをしている。
そんな人間が作戦参謀である? 負けるべくして負けた???
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学業成績と実際の才能は別と言う。 軍事だけではない!
「司馬遼太郎 坂の上の雲」
フランスに留学した秋山好古が言われる。 陸軍大学なんか無駄である。
軍人の才能なんて誰が持っているか分からない? 負ければたがい死である!!
が国家は軍人の数を揃えなければならないの、教育で軍人を育てる??
アメリカ海軍の提督は、落第生とかもいて成績は良くない!!
が太平洋狭しと暴れまくった???
成績の良い軍人から出世して要職に就くが、ハンモッグ番号は当てにならない???
特に戦時はそうであるが、日本はそうしなかった??
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国家は嘘をつく!!
税金で道路を造るが、利用台数の想定と、予算が間違っている!
30年も同じ状況か分からない?? まして少子化である??
大和を造る意味は??? 予算を取るためにか???
莫大な予算を取り造った海軍が戦えない??
『刀折れ矢尽きる』 まで戦わなければ納得して貰えない??
なので大和の沖縄特攻を実行する。負けた時に戦艦大和が浮かんでいたらさらし物になる??
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大和の技術は、後の日本の技術開発に役立っている。
新幹線、自動車、光学機器、造船に生かされている。
著者の意見であるが、日本は仕上げでは勝つが、次のジャンプでまた負ける!!
つまり先頭車両に乗っていない。 
実用化に発揮される技術は大したものだが、その時先頭列車はもう先に進んでいる。
太平洋戦争。  VT信管、各種レーダー、数理システム・ORと連合軍、アメリカは開発した。
日本は出来上がったものを進めるのは得意であるが、新しく開発するのは苦手なのか??
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長篠の合戦での鉄砲3千丁の三段撃ちの話がある。
20m、30mまで待ってから3千丁を撃てばよかった??
織田の重臣が裏切るとの情報での作戦と言う。
佐久間信盛である! 実際の戦場後で、鉛弾がそんなに見つかっていない!
著者たちの知識の豊富さが、話を膨らまさせている??
20年近く前の本であるが、今もあまり状況は変わっていない??
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「大和」とは何か―巨大戦艦にみるソフト学 (1998/12 )・日下公人・三野正
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